2025年度の研修委員会担当の副幹事長に就任しました63期の繁松と申します。

　私自身の春秋会の活動としては、過去に政策委員会等の委員はしたことはあるものの、それ以外は申し訳ないぐらいに何もできていなかったのですが、この度、黒田先生にお声がけいただいて副幹事長を務めることになりました。

　私は、弁護士登録依頼、大阪アスベスト弁護団でアスベスト訴訟をしたり、災害復興支援委員会で被災地支援や災害対応をしたりと、弁護士としての時間の半分ぐらいをアスベストと災害関係に使ってきたように思います。2023年3月には、災害時の支援協定を締結している西日本の四つの弁連で災害時のシミュレーション（図上防災訓練）を行い、そのとき、近弁連の担当理事であった黒田先生に大変お世話になりました。その黒田先生からお声がけをいただいたので、お断りする選択肢はなく、副幹事長をお受けした次第です。

　私が先生方のお役に立てることはあまりないのですが、少しでもお役に立てるとすればフットワークの軽さと被災地で見聞きしてきた経験ぐらいかなと思います。近年は毎年のように大きな自然災害が起こっています。皆様もご存じのとおり、昨年1月1日には能登半島地震が起こり、私自身はこれまでに10回ほどですが能登に行って色々な方の相談や被災経験を聞くことができました。被災地で相談を受けるときには、その方の生活再建を一緒に考える機会もあるのですが、それは人の人生を考える点でもとても勉強になり、私自身の弁護士業務の土台にもなっていると思います。

　今年度は副幹事長という立場で春秋会と関わる機会をいただきましたので、これまでの経験を少しでも活かして、是非、皆さんと一緒に春秋会を盛り上げて行きたいと思います。

　どうぞよろしくお願いいたします。