ご挨拶

執行部就任のご挨拶

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幹事長に就任して ~三つの抱負~

幹事長山西 美明(40期)

平成26年度の幹事長に就任しました山西美明です。春秋会の推薦した石田法子会員が本年度の大阪弁護士会会長です。この執行部を率先して支えなければならない会派の幹事長としてその責任の重さに身の引き締まる思いです。大阪弁護士会の総会や各種シンポジウムなど様々な会合への出席について会員の皆さんには繰り返しお願いすることになります。どうか私たちからの電話などでのお誘いに嫌がらずにおつきあい下さい。 さて、今年度の方針をどのように設定すべきかについて、これから、6人の副幹事長及び4人の各委員会の委員長と検討しています。スローガンなどについては、追って、皆さんに周知させていただきます。本誌面におきましては、私個人の思いとして、次の三つの抱負を述べさせていただきます。

第1は、「女性会員が活躍する春秋会」の実践です。大阪弁護士会における女性会員のしめる割合は約17%となり、とりわけ60期以降におきましては、25%を間近にしています。今後、ますます増加していくものと思われます。しかし、石田会長が、大阪弁護士において初めての女性会長の就任です。まだまだ子育てと業務の両立ができような女性会員が働きやすい環境が十分に整っておらず、このような状況において、会長、副会長、委員長などへの就任がとても困難であることは重々承知しています。そこで、まずは、春秋会内部からの実践です。今年度も、副幹事長には、小橋るり会員(51期)、和田香会員(62期)の2名が、さらに、広報委員会委員長に有村とく子会員(50期)、研修委員会委員長に黒田愛会員(47期)、親睦委員会委員長に林堂桂子会員(58期)の3名が快く就任して下さいました。彼女らは、いずれも業務はもちろんのこと、大阪弁護士会の様々な委員会で活躍されています。

第2は、「若手会員が参加したくなる春秋会」の実践です。弁護士人口の急激な増加が、若手法曹の就職を困難し、多くの未登録者を出しています。その結果、法曹志望者自体が激減しているのが現状です。そこで春秋会内部からの実践です。若手会員が、無会派の友達を誘ってでも参加したくなるような企画を考えなければと思っています。具体的なアイディアは私の硬直した頭脳では無理です。しかし、6人の副幹事長、4人の委員長、そして若手会の面々がきっと素晴らしいものを出してくれるはずです。私は、そのアイディアを潰すことなく、実践できるように全力を尽くします。

第3は、「目から鱗の政策」の提言です。若い女性研究者によるSTAP細胞の発見が大変話題となりました。伝統的な生物学の理論ではおそよ考えらないものを、実践の繰り返しによって実現しました。その活躍に心から拍手です。春秋会においても、女性会員が、若手会員が、それに加えて、私たちを含めた上の世代が、多士済々に意見を出し合い、今までにない画期的な政策の提言を目指します。

この一年間、石田会長・森下副会長を支えて、精一杯頑張りますので、どうかよろしくお願いします。