２０１９年度の春秋会の幹事長を務めさせていただくことになりました。弁護士会の会務についてはそれなりの経験を積んできましたが、春秋会の運営にはこれまであまり貢献してきておらず、副幹事長や各委員長・若手会代表、幹事や各委員会の皆さんに支えていただきながら一年間がんばりたいと思っています。
２０１８年度（平成３０年度）は、６０周年記念事業として様々な企画が実施されました。この取り組みを通じて、春秋会の歴史や特徴、そして変化について、改めて学び考えさせられる機会となりました。政策集団として出発し、大阪弁護士会や日弁連の担い手として重要な役割を担ってきましたが、６００人を超える組織となり、若手会員も急増したことに伴い、会員相互の親睦や支え合いの役割が重要になってきていると思います。その意味では会派に属していない会員の方々へのアプローチもより積極的なってもいいのかもしれません。一方で、４６００人を超えた大阪弁護士会全体の会務や各会員の業務が、人権擁護と社会・市民の法的ニーズに応える高い信頼を保つための方策について、春秋会としての継続的な検討と発信の重要性が改めて高まっているようにも感じています。
６０周年を踏まえ、６１年目の新たな出発となる今年度は、そういった課題を一歩づつ確かめていくような基礎作りをしていきたいと思っています。なにより任意団体としての気軽さ、軽やかさを生かして、やりたいことを、明るく、楽しく、大胆に！
一年間、どうぞよろしくお願いします。