第10回 幹事会 議事録
2021年1月19日
幹事長 谷 英 樹
1.日 時 2021年1月19日(火)午前12時00分~午後1時00分
1.場 所 大阪弁護士会館920号会議室及びZoomミーティング
1.出席幹事 <五十音順・敬称略>
(1)会議室での出席
有村とく子 阿武 修平 唐﨑 浩司 黒田 愛 砂川 辰彦
谷 英樹 豊川 義明 峯田 和子
(岩本 朗(大阪弁護士会副会長),小野 宙(議事録作成))
(2)Zoomミーティングによる出席
飯島 奈絵 伊加井 義弘 上田 純 枝川 直美 越知 覚子
甲斐 みなみ 岸本 由起子 腰田 将也 城塚 健之 寺川 拓
中森 俊久 西枝 攻 濵田 雄久 村瀬 謙一 山本 淳
幹事総数 93名
出席幹事の数 23名
委任状による出席幹事の数 22名
合計 45名
上記のとおり定足数に足る幹事の出席があったので,本幹事会は適法に成立し,幹事長谷英樹は議長となり,開会を宣し,直ちに議案の審議に入った。
【議事の内容】
1 新入会員入会の承認の件【決議事項】
本日までに幹事長宛に入会届を提出した新入会員20名につき,入会を承認することについて,別段の異議なく,満場一致でこれを可決した。
2 会友承認の件【決議事項】
会員2名からなされた会友届出の件に関し,左記2名を当会会友として承認することについて,別段の異議なく,満場一致でこれを可決した。
3 3月総会の件
本日の幹事会において,審議しておくべき事項は特段存在しない。
4 次年度各期幹事の推薦届出のお願い
今月末が届出期限となっているため,未提出の各期幹事についてはご対応いただきたい旨,幹事長からお願いがなされた。
5 大弁会務報告(大阪弁護士会副会長 岩本朗)
(1)当会職員不祥事
第3回公判期日が1月20日に予定されている。
年度内には,会内調査チームの報告書が提出される見込みである。
事案の全体像として,被害の始期・終期,被害の実態・額等,相当大規模な被害が生じている。報告書において事実関係を明らかにして事案を解明し,しかる後,春秋会員からもこの件に関するご意見をいただくことになるだろう。
(2)新型コロナウィルス対応関係
緊急事態宣言が再発令された。
前回の宣言下では,法律相談の実施方式を面談から電話に切り替えていた。
これに対して,今回は,相談センターの感染防止対策を設備面・運用面のいずれについても講じていること,裁判所もほぼ通常どおり継続しているので,法律相談のニーズもあると考えられること,前回の宣言下における電話相談体制では,受任率が数パーセント程度下落したこと等,諸般の事情に鑑みて,今回の宣言下においては面談相談を継続することを決定した。
この点,各自治体から何らかの懸念,意見をいただくことがあり得ると想定していたが,各自治体においても面談での相談体制を維持しているところが大半であり,電話相談体制に切り替えたところは1割にも満たない。
現状,当会会員からも,相談の担い手確保に支障は来していない。
上記の点に加えて,幹事長より以下のとおり,ご説明があった。
今月13日付にて,当会から各会員宛にメールにて,緊急事態宣言再発令状況下における会館窓口の運営に関する案内があったところである。
現在,会館6階の総合管理課,財務課の窓口が,月・水・金に限定し,受付時間も短縮して運用されている。
これは,23条照会の全面郵送方式への切り替えに伴う,受付・回答等の郵送事務処理量が増大し,当会事務局への負担が大きくなっていることを理由として,本館6階での各種窓口業務の利用時間帯を制限し,総員で上記の郵送関連事務の処理に当たる体制を採用していることによるものである。
このような現状体制について,春秋会においても意見の集約を図りたいと考えている。(ここで,本日の幹事会の出席各幹事からのご発言を促したが,特段ご意見は出なかった。)今後も引き続き,ご意見等があればお寄せいただきたい。
また,出席幹事から以下のとおり,ご意見があった。
新型コロナ入院拒否に対する罰則を設けるべきだという議論が出て来ている。
しかしながら,政府が十分な補償を講じたうえで,罰則規定を設けるのであれば格別,補償もなく罰則のみを制定して,入院を強制するという立法は違法不当ではないか。
これに対して,岩本副会長から次のとおり,ご意見があった。
大阪弁護士会内では,現時点では確立した検討課題として取り上げられているわけではないものの,人権部会等には,基本権に対する制限を巡る議論領域に詳しい先生方も所属しておられる。
医療関係者からも,入院拒否に対する罰則は人権上問題である旨の意見も発出されていることに鑑みると,今後,弁護士の立場としても何らかの意見を表明することが望ましいと考えられる。
また,幹事長からも,本件については問題意識を共有したうえで,しかるべき部局において検討を始めることになる可能性について,言及がなされた。
(3)開催済みの行事等について
人権フェスタは,ウェブ配信を活用して好評のうちに終了。先進会員の顕彰会も1/6付にて実施されている。
(4)新総合情報システム
年度内(3月上旬)のシステムリリースを目指しており,次年度の法律相談割当ては,新システムで行うことを予定している。これに向けて現在,最後の詰め段階の作業を進めているところである。
(5)法律相談センター各種報告書提出について
現在,提出督促を実施中。ご協力をお願いします。
(6)会長声明等-関西電力大飯原発の設置変更許可処分取消判決に対する会長声明
本件声明を発出するに際して,関西電力を名宛人の表示に入れるかどうかという点が,理事者の利害関係・利益相反等(例:ある理事者が,関西電力の顧問弁護士である場合。あるいは,ある理事者が,関西電力を相手取って訴訟を提起している場合など。)との関係で議論となった。
この点について従前は,会長声明と,個別案件とは別途に考えるという見解が伝統的であったが,仮に利益相反の問題が想起されうるならば,該当理事者については議決権を制限する等の措置を取ることが求められるべきではないか,検討された。
また,第1審判決が下されたに過ぎない,つまり判決が確定していない段階で発出することの当否についても,議論となった。
上記の検討の結果,利害関係者については議決に参加せず,他の理事者によって裁決を行い,本件声明を発出するに至ったものである。
この点について,出席幹事からは,判断が難しい問題ではあるが,理事者に名宛人企業(の関連企業)の顧問弁護士がいる場合,忌避・回避をすべきではないかという意見が出された。
(7)民事裁判IT化
法制審民訴法部会が中間試案を公表したことを受けて,今後,日弁連から各単位会に対して,意見照会が実施される見込み。あらかじめ,大阪弁護士会内でも議論を開始したい。
(8)今後の各種行事予定
1月25日 民事裁判IT化意見交換会 17時30分から
1月27日 会長・副会長予定者の抱負をきく会 ウェブ配信で実施予定。13時から開始。春秋会からの副会長予定者である村瀬謙一会員のためにも,是非WEB視聴をなされたい(会場の参加者は,限定する予定)。村瀬会員のご発言は,おおむね13:30ころではないかと予想される。
3月5日 日弁連臨時総会開催予定
3月9日 当会臨時総会開催予定。定期総会の開催時期・暫定予算・会議へのウェブ出席等に関する会則改正案の上程を予定。
6 各種委員会からの活動報告/選考,政策,広報,研修,親睦,若手会
(1)選考委員会(担当幹事長:谷英樹)
村瀬謙一会員から,大阪弁護士会副会長の届出がなされた。また,常議員として9名,日弁連代議員は8名の会員から届出がなされた。
また,総会副議長として,藤井美江会員が立候補の届出をなされた。
1/15付にて,定員数枠内の立候補であったため無投票により,当選が決まった。
この点に関し,村瀬謙一会員からも,ご挨拶を賜った。
また,次年度選考委員の選挙も控えており,2月には投票用紙等を各会員に発送すること等につき,ご案内があった。
(2)政策委員会(担当副幹事長:黒田愛,委員長:山本淳)
①第3回意見交換会を予定している。
日程 令和3年2月18日(金)11時半~13時
方式 会場(弁護士会510号室)+ZOOM
テーマ (仮題)「弁護士の専門性と弁護士会」
スピーカー
① 魚住泰宏弁護士(専門分野登録制度立上げWG座長、2014年度副会長、45期)
② 青木佳史会員(同PTメンバー、2016年度副会長、41期)
③ 上出恭子会員(大阪過労死問題連絡会、51期)
④ 清水伸賢会員(刑事弁護委員会委員長、55期)
内容 (検討中)・弁護士、依頼者にとって専門性とは
・どうやって専門性を獲得していくのか
・専門性をどう活かすのか
・専門性に対する弁護士会の関与について
・分野別登録制度について 等
方法 司会より各スピーカーに質問、意見を求めることを中心に。
②「専門性に関するアンケート」
第3回意見交換会に先立ち、WEB方式(春秋MLへの配信)で、弁護士の専門性、弁護士会の関与等についてのアンケートを実施予定(数日中に)。
多数ご回答をお願いしたい。
この点について,出席幹事より,以下のとおりご意見があった。
弁護士会の強制加入団体としての性格と,大阪弁護士会が会員の専門性を認定するスキームは,整合しない面があるという議論がある。
弁護士会がA弁護士には専門性がある,と認定すると,B弁護士には専門性がないことを反射的に示すことにつながり,強制的に加入させられている所属会員に対してマイナス評価を加える結果をもたらすおそれがある。そのため,大阪弁護士会では分野別登録制度を採用して,会員側にイニシアティブを取っていただいている。
他方で,たとえば医療の分野における専門医の運用のように,所属団体がある特定の会員に対して専門性を認定したとしても,他の会員に対するマイナスの評価をもたらすわけではないのではないか,とも考えられる。この問題は,弁護士の広告・営業,マーケティングの問題とも関係している。
(3)広報委員会(担当副幹事長:山口昌之,委員長:中森俊久)
現在,春秋会報春号の原稿集約を実施している。本号はすべてWEB化するものとし,紙面版は存在しない。
新入会員紹介原稿,村瀬謙一会員への応援メッセージ等,期限内の完成・送付にご協力いただきたい。
(4)研修委員会(担当副幹事長:砂川辰彦,委員長:上田純)
1/28付で森下会員を講師にお招きしてヒヤリハット研修を実施する予定。
(5)親睦委員会(担当副幹事長:唐﨑浩司,委員長:寺川拓)
2/5付で新入会員歓迎会,副会長当選祝賀会を実施予定。
参加予定者は現在25名ほどであり,もっと多数のご参加をお待ちしている。
(6)若手会(担当副幹事長:阿武修平,世話役代表:枝川直美)
「離婚事件における基礎知識」 ZOOM研修実施予定
2021年2月19日(金)17時~18時30分
73期の方にも受講していただければと思っている。
(講師;堀川智子先生/担当;佐久間さん)
7 各種行事のご案内・参加の要請
各報告者からご案内のとおり。
次回幹事会 2月24日(水)12時~13時
以 上