副会長だより (7月号)

夏本番ですが、皆さま、体調などは大丈夫でしょうか。

私は高校野球をしていたからか、夏には強くて夏バテとは無縁でやってきました。暑い中現地に歩いていくとかも平気で、むしろ適度に汗をかいて調子がよいし、家に帰ってからシャワーで全身スッキリするのが爽快でもありました。
ところが今年は夏かぜをひきまして、役員室では、のどを痛める風邪がはやっていました。8階の役員室は暑いんです。エコアクションを進めるために率先してクーラーは27度設定なのですが、実際には窓側の席の私のところは29度近くあります。そして会館の中だけでうろうろして日光にも当たらないし、うまく新陳代謝できない感じです。そのためいつもなら夏こそ食欲で、がんがん食べますが、いつになく胃腸も弱り気味。
というわけで、夏休み期間に少し体調整えて、超多忙になりそうな秋に備えたいと想います。皆さんも、ご自愛ください。
さて、暑いからかダラダラと前置きが長くなりましたが、7月の動きをご紹介いたします。

1 7月に動き出した新たな事業など

〇 6/27 大阪府との災害協定の締結
大阪府で災害が発生した際、各自治体において速やかな法律相談を展開するために、大阪府と協定を締結して事前準備をしたり、各自治体との円滑な対応をはかるものです。昨年度の堺市に次ぐもので、今後は大阪市とも協定を準備中です。
〇 7/5 在宅高齢者・障害者刑事弁護援助制度の創設
全国で初めて、法律援助事業の自主事業として、大阪では、在宅高齢者障がい者のための刑事弁護費用を援助する制度を開始します。これまで在宅の刑事弁護には何らの援助制度はありませんでしたが、在宅の高齢者・障害者刑事弁護のニーズの高まりから、大阪の独自に新設。年間20件、200万の予想で9月1日からスタートします。
〇 7/19 箕面市とのひとり親家庭への法律相談派遣事業の協定
これはすでに春秋ネットでもご紹介しましたが、厚労省の進めるひとり親支援策の具体化として、大阪府下で最初の先進的なもので、今年のアウトリーチ事業の第一段でもあります。箕面市長に来ていただき協定を結び、8月からスタートしております。この成果を大阪府下に広げていきたいと思います。

2 7/25 天神祭で、浴衣で宣伝活動

ふだんこの界隈に来られないような見物客のみなさんに,少しでも大阪弁護士会のことを知っていただこうと思い,役員室と広報室中心に企画して、大阪弁護士会の活動をアピールしました。会長、副会長を先頭に、みんなで浴衣や法被を着て、武井咲さんのうちわや,私の発案の法律相談センターを宣伝するウエットティッシュ、憲法に緊急事態条項は「いらんやろリーフ」を配付しました。
これが大好評で、用意した1000セットがあっという間に市民の方々に渡りました。
ふだん,大阪弁護士会には接点を持っていないだろうと思われる方々が弁護士会の名前の入ったうちわを持ってひらひらとさせている風景は,なかなか嬉しいものでした!

3 今月の「憲法まみれ」

〇 7月23日に「憲法9条の戦後史」の市民講座開催 130名が参加
〇 憲法に緊急事態条項不要との会長声明を具体化した市民向け「いらんやろ!」リーフを作成しました。春秋の橋本さんや中平さんの発案やアイディアを生かし、長谷川さんのイラスト、石田法子さんによる大阪弁などで作りましたが、これが大ブレイク。2万部がもうなくなり、増刷中。FBでも25000人以上にアクセスされています。各事務所にもおいてください。8階広報課で必要部数無償で配布します。
○ 8月27日 学生向け企画「ライオンと檻」の面白い企画もあります。

4 アウトリーチ支援事業(モデル事業)の推進

10委員会から13企画がエントリーされています。どれも面白そうです。

犯罪被害者派遣弁護士制度犯罪被害者支援委員会
外国籍の児童・生徒の学習支援団体への児童や保護者への出張法律相談子どもの権利委員会
憲法・秘密保護法等出前講師の派遣憲法問題特別委員会
ひとり親家庭の方を対象とした自治体出張相談の派遣人権擁護委員会
高齢者消費者問題についての出前講師派遣消費者保護委員会
自治体内弁護士等任用促進のための一日弁護士派遣行政連携センター運営委員会
自治体職員への空家対策ケース検討会議への派遣空家対策における財産管理人制度活用等PT
高齢者施設への遺言・相続なんでも出前相談会遺言・相続センター運営委員会
高齢者介護施設の職員のための虐待を防ぐための無料研修会及び相談会高齢者・障害者総合支援センター運営委員会
10日本政策金融公庫各支店における中小企業経営者向けのセミナーと無料法律相談会法律相談センター(中小企業支援センター)
計画中ケアマネージャー、コミュニティーソーシャルワーカー、日常生活自立支援事業支援員等への法的助言者の派遣高齢者・障害者総合支援センター運営委員会
計画中自治体職員への個人情報保護に関する法的助言者の派遣情報問題委員会
計画中ヘイトスピーチ防止のための自治体職員向け研修や市民向け学習会憲法問題特別委員会
人権擁護委員会
計画中外国人向けの出前相談会国際委員会

すでに箕面市ひとり親相談派遣が開始し、まもなく空き家PTも開始します。9月から続々と動き出します。7月は、各委員会担当者に具体的な説明会や実施にあたってのノウハウを伝授してきました。法テラスの司法そーしゃるワークとの連携も大阪事務所が積極的になっていただいております。
この企画により、各委員会活動や業務活動に関するノリの変化が出てきているような気がします。 企画を立てても、しっかり相手方への売り込みを仕込まないと、成功しないので、これからが正念場です。

5 各種シンポなどの企画

7月の企画はいずれも大阪弁護士会らしい新機軸で、たいへん好評で、マスコミの注目度も高かったです。
7/11 保育セミナー(大津市の実践紹介)
7/22 「LGBTsの法律相談」の出版記念シンポ
(今後の予定)
7/30 高校生模擬裁判選手権(恒例)
8/18 主権者教育の実践について教職員対象のシンポ
8/20 死刑廃止を考える上映会とシンポ
8/20 社会保障と税のあり方を考えるシンポ
9/3  修習生への経済的支援を求めるシンポ
9/17 可視化実現シンポ
(村木、青木(東住吉えん罪)、周防、江川のビック企画)
9月~10月 刑事訴訟法改正に対応する刑事弁護研修
などが予定されています。

6 法律相談センター関連

7/30には、初めてHP上の宣伝だけを使っての一斉無料法律相談を実施しました。グーグルやヤフーでのWEB広告を通じての予約獲得でどれだけできるかを実施しました。するとナンバがまずは一杯になり、本館も岸和田も一杯になって、本館は割当を増やすなどのリアクションでした。しかも新聞広告と違い、20代、30代の方が、夜中に予約してくれ、相談傾向も労働や離婚などが多いという全く新たな層を獲得することになりました。受任は18%程度ありました。
新しく交通事故リーフレットを作成し、府警本部を通じて全警察署等においてい ただくことになりました。
また、もっとアクセスをよくするために、いままで全く市民に公開しないでやってきた(その理由は謎としか言えません)「電話ガイド」の位置付け強化して市民に知らせていくことを検討しています。
次年度開始する「離婚専門相談」の研修が9月から実施されていきます。

7 熊本震災対応

5月13日からの熊本弁護士会への電話相談を応援する転送電話による相談は7月21日で終了をしました。この間、大阪だけで500件もの相談に対応しました。  春秋会の方もたくさんの若手が新たに参加していただいたことが今後の大きな収穫です。
引き続き「自然災害による被災者の債務整理ガイドライン」の登録支援専門家の登録を進めていきますので、積極的に登録を御願いします。

8 常議員会(7/5、7/19)

第7回(7/5)では、在宅高齢者・障害者刑事弁護援助制度の創設について、承認をいただきました。
また、会費免除申請についての手続につき、海外留学や海外公務派遣については書面審査で減免できるように改正をしました。
また、相続法改正の概要について詳しい報告をさせていただきました。
第8回(7/19)では、相続法改正に関するパブリックコメントに向けた日弁連の意見照会への回答について審議がなされました。論点と大阪弁護士会の相続法バックアップチームでのまとめを参考にしてください。
今後9月30日までに、大阪弁護士会としての意見をまとめてパブコメに提出する予定です。

9 現在執行部で検討中の主な課題

〇 23条室の設置
〇 若手支援策の評価と改善
〇 LAC規定の創設の検討とこれに伴う各推薦名簿の規制のあり方
〇 依頼者保護制度(預り金規定改正を含む)の意見照会への対応

以上

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