研修「現代的23条照会~積極的活用のノウハウの全て~」ご報告
平成29年2月2日に開催された、川添圭弁護士(前大阪弁護士会23条小委員会委員長)による研修「現代的23条照会~積極的活用のノウハウの全て~」を最前列で聴講してきましたので報告いたします。


この研修、応募段階で定員オーバーとなった春秋史に残る研修でして、参加者限定の春秋会研修ならではの、オフィシャルにできない話満載の内容でした。川添弁護士は配布資料とは別に、パワーポイントで「オープンな話」に加えて「ここだけの話」を準備されており、甘いマスク(森下幹事長の評)から繰り出される毒舌まじりの話に、ぐいぐい引き込まれました。もともと2時間の予定だったのですが、あっという間に延長に突入し、終わってみれば2時間半超が経過していました。川添弁護士には、休憩もないまま話をしていただき、参加者も終了まで熱心に聞いていました。予定があって途中で退出された方は、さぞ心残りだっただろうと思われます。
研修の全てを記載するにはスペースが足りませんので、ここでは、要点を記すにとどめます。
・23条照会は日々進化しています(「前は通った」は通りません。また、申出書式が更新されるので、会員専用サイトから最新の書式をダウンロードしてください)。
・「定型書式」(いわゆる「検番照会」など)は、書式の文言を改変しないでください。
・「手引」(弁護士法23条の2に基づく照会の手引2015)をよくご参照ください。
・「回答書」は依頼者に対しても不用意にコピー等を渡さないようにしてください。
・照会申出に際して、事前に照会先の担当部署と連絡をとっていただくと円滑に行くことがあります。
・23条照会は、密行性が担保されているわけではありません。照会先の金融機関が口座名義人に連絡したり、確認を求めたりする場合があるので注意。
まだまだ書きたいことはあるのですが、なにせ、微妙かつセンシティブな情報を扱っているがため、オープンにできない話が多いのが23条照会制度の特性です。未聴講の会員には、ぜひとも次回の研修(現在のところ、開催の有無も未定ですが…)に参加していただいてノウハウを体得していただきたいと思います。