第壱回 和事古典芸能同好会活動報告

春秋会の先生方

いつもお世話になっております。

七拾壱期の村本です。

令和元年六月八日、第壱回和事古典芸能同好会が開催され候。

第壱回は、国立文楽劇場にて文楽を鑑賞に参り候。

参加者は、小橋るり先生、中村和洋先生、矢口尭之先生、村本健司の四名也。

小橋先生すみません、格式高い文章、よくわかりません。。
以下、口語にてお許し下さい。

私が席に到着した時点で既に中村先生、矢口先生が着席されておられました。お二方とも、会場で購入されたのか家から持参されたのか、床本(文楽の台本)らしきものを読まれており、話しかけることのできるような雰囲気ではなかったため、軽く会釈のみしました。

軽い気持ちで本日の文楽鑑賞に参加した私は、

(もしかして、みんなガチなのかもしれない・・)

(手ぶらできたことが何かマナー違反に当たり、あるいは、手ぶら来たという姿勢そのものを、叱られるかもしれない・・)

と心配になり、これは至急私も床本を購入しておく必要があると思い立ち、席を立ちました。

するとそのタイミングで、小橋先生が到着されました。

小橋先生は、お着物を召されておりました。

これは完全にガチだ。

と本日の趣旨を一瞬にして確信するとともに、

(これは今更どうあがいても何かしら叱られる。)

と観念し、床本を購入するという悪あがきをすることは止めにしました。

近い将来自身に降りかかるであろう叱責を思い、少し暗い気持ちで始まった演目でしたが、、、

いざ演目が始まるとそのような気持ちはすぐに消失していました。

本日は初回ということで、小橋先生が、初心者向けの演目を選んで下さっていました。

「五条橋」という、弁慶と牛若丸が華麗に戦う非常に分かりやすい演目から始まり、

「文楽へようこそ」という、文楽の解説(太夫という語り部が物語と会話を声色を使い分けて語り、三味線引きが三味線の音色で場面・状況・感情等を表現し、一体の人形を人形遣い3人で協力して動かすことによって繊細な動きを表現する等を、それぞれ実際に行いながら解説してくださいました。)をはさみ、

メインは「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)~寺入りの段・寺子屋の段」という、文楽の名作の1つ(らしいです)を鑑賞いたしました。

メインの菅原伝授手習鑑は、ストーリーとしては、ごくごく大雑把に申しますと、

「菅原道真公に昔お世話になった夫婦が、菅原道真公の子どもを守るため、身代わりとして自身らの営む寺子屋に最近入ってきたばかりの生徒の子どもの首を差し出したが、実はその首を切られた子どもの両親も昔菅原道真公のお世話になっており、自分たちの子どもが首を切られると分かりながら菅原道真公のご子息の身代わりのため自身らの子どもを寺子屋に入らせたのであった。」

という、今の時代ナンセンスと言わざるをえないものであるはずなのですが、

自分の子どもが首を切られると分かっていながら寺子屋に連れて来た母親の気持ちや、子どもが首を切られる時に逃げも隠れもせずむしろ喜んでいたという話を聞いて「よくやった!立派な息子だ!」と高らかに(しかしどこか哀しく)笑う父親の気持ちを思うと、なんとも胸と目頭が熱くなりました。

文楽鑑賞後、皆でちょい飲みに行きました。

ちょい飲みでは、本日の演目の話題に始まり、能、歌舞伎、狂言、落語・・の興味深い話をたくさん聞かせて頂き、ますます古典芸能に対する興味が湧きました。

のみならず、小橋先生中村先生の両先生から、弁護士業務に関わるヒヤリハット話等、面白くも大変参考になるお話もたくさん聞かせて頂きました。

来る7月11日に開催される第1回ランチタイムミーティングでは、偶然にも小橋先生がヒヤリハットも担当して下さることになっているので、それに参加したらもっと詳しく幅広くそのようなお話をうかがうことが出来るのだと思うと、

「参加しないのは勿体ない!是非とも参加したほうがよい!!」

と強く思いました(※あくまで私の感想です。宣伝ではないです。)

余談ですが、文楽終了後、ちょい飲み会場への移動中、小橋先生が、

「あー良く寝た」

とか、

「半分くらい寝てもいいねん」

等おっしゃっておられました。

文楽鑑賞中、私は、私の視野の右端に写る小橋先生をみて、

「なにやら目をつむって精神を統一なさっておられる。」

とか、

「やけに大きく深く頷いていらっしゃる。」

と思っていたのですが、どうやらお眠りになられていただけだった、ということをそのタイミングで知りました。

先に言っておいてよ・・!!

と思ったのは内緒ですが、どうやら、和事古典芸能同好会の実態は、皆各々自分達が楽しみたいように楽しむことを良しとする、とてもゆる~い同好会のようです。

和事古典芸能というと、敷居が高く感じる方も多いかとは思いますが、精通した先生方がおすすめのものを紹介して下さいますし、さらに見所の説明や解説まで行ってくださいますので、興味のある方には非常に非常におすすめです!

ぜひ皆さん、一度和事古典芸能同好会の活動に参加してみてください!!

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