この度、青木幹事長よりお声掛け頂き、平成３１年度の副幹事長を拝命しました。山西執行部で副幹事長の末席を拝命して以来、２度目の副幹事長就任となります。
私は、毎年、春秋会新人歓迎会に寄せて頂いているのですが、活力とユーモアに溢れた魅力的な先生方が大勢春秋会に入会してくださり、修習期の隔てなく多様な交流がもたれ、会派内での弁護士間の関係性が豊かなものになっていると感じています。
私は、弁護士会の新人グループ研修の講師を、かれこれ４年ほどさせて頂いています。この企画は大阪弁護士会として新人弁護士の孤立を防止することが主たる目的で実施された経緯があるのですが、いわゆる即独の先生やノキ弁の先生のなかには、事務所外に相談できる先生がいないと、はっきりとおっしゃる先生も複数名おられました。
弁護士を取り巻く環境が変化し、弁護士間の縦と横の繋がりが少ながらず希薄化しつつある現状のもとで、会派が果たす役割は大きいと感じております。私自身、弁護士１年目から会派の催しを契機に事務所外の先生とも交流を持たせて頂きました。たくさんの弁護士像に触れることは、自身を客観視する機会にもなりますし、悩んだ時に羅針盤のように助けてもらえることもあります。
会派が、特に若手弁護士の先生方（私もです）が横の繋がりだけでなく、諸先輩方との縦の繋がりを育む場として機能するためのお役に立てるよう、この１年、関わらせていただく所存です。どうぞ、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。