第7回 幹事会 議事録

第7回 幹事会 議事録

2021年10月26日

幹事長  濵 田 雄 久

1.日  時         2021年10月26日(金)午前12時00分~午後1時00分

1.場  所         大阪弁護士会館1205号会議室及びZoomミーティング

1.出席幹事 <五十音順・敬称略>

(1)会議室での出席

今井  力  岩本  朗  奥野 祐希  白倉 典武  関  大河

高江 俊名  寺川  拓  中村 和洋  濵田 雄久  平野 惠稔

広瀬 元太郎 柳  勝久

(村瀬 謙一(大阪弁護士会副会長),小野 宙(議事録作成))

(2)Zoomミーティングによる出席

飯島 奈絵  石田 法子  稲生 貴子  黒田  愛  小林 徹也

齋藤 ともよ 坂本  団  滝井 朋子  竹中 宏一  中島 宏治

根本 俊太郎 林  邦彦  原  正和  由良 尚文  山口 健一

(オブザーバー:吉村 友香(若手会世話役代表))

幹事総数         92名

出席幹事の数       27名

委任状による出席幹事の数 28名

合計           52名

上記のとおり定足数に足る幹事の出席があったので,本幹事会は適法に成立し,幹事長濵田雄久は議長となり,開会を宣し,直ちに議案の審議に入った。

【議事の内容】

1  12月総会招集の件【決議事項】

2021年度春秋会12月総会を,12月21日(火)午後6時~ 大阪弁護士会館2階大会議室にて執り行うことについて,別段の異議なく,満場一致でこれを可決した。

予定されている議題は,次年度大阪弁護士会会長及び同副会長候補者の推薦決議,次年度春秋会幹事長の選任決議等である。

なお,先日開催された9月総会の振り返りとして,直近の正副幹事長会議において,Zoomミーティングのチャット機能を通じて寄せられるご意見の進行上の取扱いについて,チャット機能においてご意見をいただくこと自体はとても望ましいことである一方,チャット上にリアルタイムで視覚的に表示されるご意見と,会場・Zoomミーティング参加者から口頭で提出されるご意見とを,どのように進行上整理して審議を進めていくかという点について,検討すべきである。この点,引き続きハイブリッド開催が想定される12月総会においても意識して,準備を進めていきたい。

2  各種委員会からの活動報告/選考,政策,広報,研修,親睦,若手会

(1)政策委員会(担当副幹事長:高江俊名会員,委員長:林邦彦会員)

9/28,10/11,10/21の合計3回,委員会を開催している。

次回シンポジウムは「業務と人権」(広義の人権)をテーマとして,「人権でもっとつながる弁護士会 ~新たな視点でやってみよう~」と題して,11/11(木)午後5時から開催予定。

チラシもお配りしており,WEBでもお申込み可能である。9月開催の前回シンポジウムでは参加者60~70名であったので,今回のシンポジウムでは100人を超える方に参加していただきたい,という声も出ている。幹事の先生方,所属事務所の他会派・無所属の先生方におかれては,是非ともふるってご参加をお願いしたい。

内容としては,人権活動を業務獲得にもつなげておられる各分野の先生方をお招きして,業務へのつなげ方などをお伺いするので,弁護士業務の拡大にも関係する内容となる予定。

パネラーは,大橋先生,山浦先生,大畑先生,春秋会から繁松会員,黒田会員らにもご登壇いただく。福田健次会員は,当日のコーディネーター・進行役をお願いする予定である。

(2)広報委員会(担当副幹事長:柳勝久会員,委員長:広瀬元太郎会員)

・ニュースレター 10/5付けでホームページアップ済み。

・会報秋号:9/24付けでホームページにアップ済み。10/1までには,印刷版を裁判所,検察庁にもお配りしており,印刷版希望者4名にもお配り済みである。

・電子媒体PV

秋号は974PV。春号は半年間通算で2178PVであることに鑑みると,会報はおおむね,発行直後の1ヶ月の間に総閲覧回数のうち半数を消化し,残り5ヶ月間で半数を徐々に消化していくと言える。

ニュースレターについては,4~10月分の合計が3773PVであり,春秋会員数が700名弱であることを考えると,相当程度の回数,閲覧されていることが分かる。

・会報春号については,既に編集作業に着手している。各会員宛てに応援原稿を依頼させていただく予定であり,先生方におかれては提出期限の遵守をお願いしたい。

(3)研修委員会(担当副幹事長:中村和洋会員,委員長:原正和会員)

年内に,残り2回の研修の開催を予定している。

①10/26(火)午後6時 「行列のできる!着こなし相談所」研修。

着こなし方一般について,楽しく詳しく解説していただく予定。環境問題にも言及いただくなど,懐の深いお話を伺うことができる。

②12/2(木)午後6時 「難しい依頼者との付合い方」研修。

福田健次会員,黒田愛会員を講師にお招きして,難しい依頼者との付合い方についてお話しいただく。それに限らず,幅広く豊富なご経験をお話しいただく場となる予定。準備段階でQ&A集を拝見しているだけでも,日々の業務に活かせる,非常にためになる企画となる見込み。

どちらもふるってご参加をお願いしたい。

(4)親睦委員会(担当副幹事長:寺川拓会員,委員長:竹中宏一会員)

・新人歓迎旅行 2/19~2/20(土・日)開催予定。

現在,旅行会社にプラン依頼中であり,是非ともご予定いただきたい。

・1/25(火)午後7時 新年会兼会長・副会長当選祝賀会

リアル開催を念頭に置いて検討中。50名程度の参加予定を見込んでいる(今回は新人がまだ修習中であり不参加となるため)。

会場候補であるANAホテルによれば,キャンセル料が180日前からかかってしまい,お料理もやや高額な印象。いろいろと制約が多いようにも感じている。

無事当選を迎えられた両先生から落ち着いた雰囲気の中でお話しいただけるような相応しい会場について,ホテルに限らず柔軟に検討中である。

・若手会共催スポーツカート企画 寒さを増す気候との兼ね合いもあり,引き続き開催するかどうかも含めて協議を重ねたい。

・劇団四季「オペラ座の怪人」観劇企画 3/12(土)午後5時30分~ 30名分の席を確保済み。12月上旬ころ,席を決定する予定。

(5)若手会(担当副幹事長:稲生貴子会員,世話役代表:吉村友香会員)

・11/27(土) 若手会派対抗ゴルフ企画。

春秋会からは既に若干名から参加申込みをいただいており,あさってまで申込みをお待ちしている。なお,春秋会に割り当てられた最低募集人数は既にクリアしている。

・次回,“緩い”研修をしてみようという案が出ている。たとえば弁護士会の新サイトについて,基本的な使い方や便利な活用法,事件の取り方等について座談会形式で話をする企画。日程は未定だが,年内には開催予定。

また,若手会員と上の期の先生がお話をする機会が乏しい。上の期の先生の中には若手会員と話したい先生もいらっしゃると伺ったので,何名かで事務所訪問させていただく企画も進めていきたい。

3  大弁会務・日弁連理事会報告(大阪弁護士会副会長 村瀬謙一会員)

(1)常議員会

・9/21付。民訴IT化改正に関して追加的に,秘匿制度の関係で意見書を提出した。

この問題領域は,情報秘匿しなければ安全に裁判を受けることができない方の権利を保護するという観点と,情報秘匿されてしまうと相手方の手続保障が不十分になりかねないという観点,双方の問題を孕んでいる。短期間で意見を取りまとめて提出するということ自体に難があるという点も含めて,意見を提出した。また,秘匿が認められる要件については,社会生活に著しい支障を来すという抽象的な要件ではなく,生命身体の安全が脅かされるという要件に厳格化すべきであるという意見も付している。

・10/5付。日弁連から「司法サービスの全国展開と充実のための行動計画案について(意見照会)」に対する回答提出。従前はいわゆるゼロワン地域の解消,被疑者国選体制の整備をうたってきたが,これらについては徐々に状況が改善し整いつつあることに鑑み,さらなる充実,たとえば女性弁護士の常駐,在宅段階から捜査弁護対応できるような体制作り,取調べ立会いも対応できるような体制作りなどを目指す。

消費者契約法に関しては,消費者保護の観点で不十分な点には反対とする意見。

法曹人口についての意見照会については,同日は討議事項とし,常議員会のご意見を伺った。10/26も引き続き常議員会のご意見を伺い,これらを踏まえて11/2に執行部案の骨子を出して意見をお諮りし,11/22に決議いただく予定である。なお,常議員会の討議状況としては,先般開催された春秋会内の意見交換会でお出しいただいた意見を超えるような意見は見られなかった。

(2)その他

・10/9 子どものためのLINE相談会

・10/19 鶴見区保健福祉センターに対する人権救済警告書。人権救済に関しては要望,勧告,そして警告という方法が用意されているが,その中で最も重い警告を今回選択した。朝日放送などでも報道として取り上げられた。

職員が受給者に対して,生活保護を受けている状況で,妊娠し仕事を辞めることを問題視する等の指導を行っていたことに対して発出。

(3)日弁連

・若手会員チャレンジ助成金制度 谷間世代を対象とする。

・人権大会(@岡山,10/14~15) 多数ご参加いただいた。

(4)近弁連

・11/19。 多数のご参加をお待ちしている。

(5)新サイトのセキュリティ対策

村瀬副会長:

大阪弁護士会の会員向け新WEBサイトについて,使い勝手は悪くないが,セキュリティ面は安全なのか,議論となった。

新サイトの画面上では,総合法律相談センターを経由して受任した事件などが,一覧方式で同一画面上に表示される。具体的には,依頼者の氏名も表示されるし,事件内容も表示される。事件資料を添付・提出した場合,当該資料も表示される。

今後,刑事事件についても同様に,表示されることとなる見込みである。

これらの情報を管理するセキュリティとして,現在はID,パスワード制となっているが,IDについてはほとんどの会員がメールアドレスと同一である。そのため実質的には,パスワードのみをもって情報を管理している状態といって差し支えなく,そのような体制で果たして十分なのか。(現実に,セキュリティ上の問題が発生したわけではなく,セキュリティ意識の高い会員から,問題提起がなされた。)

なお,外部侵入者が機械的に何十,何百通りもID・パスワードを試してログインしようとするタイプの攻撃については,システム上で撃退することができる対策を講じている。

また,法律事務所の職員が在職中に知得したID,パスワードを用いて,たとえば退職後も情報にアクセスできてしまうのは,問題ではないのか。

これらの点を踏まえて,現行体制よりもセキュリティを強化すべきであるという意見がある。

以下,今後の方向性について示されている5つの案である。

A案:ID・パスワードは個々の会員が責任をもって慎重に管理すべきであり,かつ,それで十分である。個々の会員がID・パスワードを定期的に変更すれば良く,システムサイドで特別な措置は要らない。当然,費用もかからない。

B案:二段階認証システムを導入する。

新サイトにログインするために従前どおり,ID・パスワードを要求する。さらに,受任事件一覧画面に移動するとき,もう一度パスワードを要求する。費用は概算480万円。

C案:新サイトにログインするために従前どおり,ID・パスワードを要求する。

さらに,受任事件一覧画面に移動するとき,会員のスマホ等にワンタイムパスワードを送信し,これをサイト上に入力させる。B案よりもセキュリティ面はより強化されている反面,事務員が事務所内のPCから受任事件一覧画面にアクセスする際,弁護士の手元端末に連絡が来るので,それを事務員に転送連絡するというフローになり,利便性に難を生じる。費用は概算700万円。

D案:画面表示を一部匿名化する。

たとえば依頼者が「山田 太郎」という氏名の場合,その一部を伏せ字・非表示にする。

E案:依頼者の氏名表示を空欄にして,総合法律相談センター事件番号の表示だけにする。氏名欄が空白となってしまうので,センター番号で照らし合わせる必要が生じる。

これらの各案について,各副会長が各会派幹事会で意思表示していただき,意見集約するという役割を担うこととなった。

T幹事:

新サイト上において,たとえば受任報告書を提出し,それをアーカイブとして新サイト上に残しておくという仕様自体,そのような必要があるのか。各会員の手元の端末なりサーバー上に保存しておけば十分ではないか。

村瀬副会長:

新サイト上のデータは,提出書類の手元控えとしての役割である。手元端末に保存する方が便利であるという会員もいらっしゃり,サイト上に保存しておく方が便利であるという会員もおられるところである。

新サイト上で,どの範囲の情報まで公開設定しておくべきかという点に関わる議論である。

I幹事:

新システムについては,弁護士だけでなく,弁護士会の事務職員も使用している。

システム上,たとえば受任報告書を提出した後は,弁護士会事務局のみが閲覧できるような設定にすることは,可能と考えられる。

もっとも,アーカイブの表示に限られず,国選事件,成年後見など,ご本人の氏名と事件名が同一画面上に一覧的に表示されることとなり,氏名・事件名の組み合わせによって非常にセンシティブな情報を構成するので,そのような表示方法自体を変えてしまうことも検討されている。

ただ,氏名標記を省略する場合,大阪弁護士会が付した事件番号をもって,個々の弁護士も事務処理しなければならなくなる。そうしなければ,ある日に口座入金された法律相談料は,いったい誰の事件の入金なのか,分からなくなる。

これを敷衍すれば,B案・C案の方が便利だが,その分コストが高くなる。

H幹事:

A案を支持する。

たとえB案~E案を導入したとしても,たとえば第二パスワードなりワンタイムパスワードを周囲の者から見られてしまえば,結局セキュリティ対策として万全とは言えない。

そのような不完全なセキュリティ対策を講じるよりも,個々の会員自身が運用面において,セキュリティ感覚を高く保つ方が良い。

S幹事:

B案については,事件ごとにパスワードを分けるわけではなく,受任事件一覧画面で共通パスワードとなるのであれば,結局,パスワードが2種類に増えるだけである。退職する事務員がその2つのパスワードを知っていたら,やはり侵入を免れない。

H幹事:

各案について,導入コストは概算とあるが,確定に近いのか。それとも変更がありうるのか。

村瀬副会長:

確定間近とは言えず,現状の金額よりもさらに上振れする怖れもある。

上記の議論経過を踏まえ,会場及びWEB参加幹事に対し,A案ないしE案の中から1つを選択して挙手するよう求めたところ,

A案:会場5+WEB6 計11名

B案:会場3+WEB1 計 4名

C案:会場0+WEB1 計 1名

D案:会場3+WEB4 計 7名

E案:会場1+WEB1 計 2名

という結果となった。

大阪弁護士会執行部において,引き続き検討する。

4  会報春号のWEB化

幹事長:

広報委員会からは,会報春号についてもWEB化を維持すべきという観点より6,7月幹事会において説明をいただいた。正副幹事長会においてもWEB化で良いのではないか,という方向性で議論した。

この点については,次年度の理事者候補者にとって関心がある事項と思われるが,ご意見を伺ったところ,WEB化でまったくもって問題ない,とのことであった。

正副幹事長としては,これら多数の意見を踏まえ,会報春号もWEB化とすることで,報告させていただく。(厳密に言うと,どの機関が意思決定機関なのかわかりにくいが,本幹事会においても特段強い異議が出ないということであれば,これで進めていきたい。)

結果,幹事会において異議を示すものはいなかった。

5  幹事会招集通知の送付方法

アンケート結果を報告。

従前と取扱いを変更し,以後メールに加えてFAXでのご案内は不要と仰っておられる幹事の先生方について,別途名簿を作成するなどにより対応することは技術的に可能であるため,そのように進めていきたい。

6  各種行事の案内

近弁連大会についても,リアル出席はまだ会場の上限にまで達していない。オンライン出席についても合わせて是非ご検討なされたい。

   以  上