9月総会議事録
2021年9月24日
1.日時 2021年9月24日(金)午後6時00分~午後7時15分
1.場所 大阪弁護士会館1001号,1002号会議室
1.出席会員等 <敬称略・五十音順>
【会議室での出席会員】
青木 佳史 稲生 貴子 岩田 和久 岩本 朗 大川 真郎
奥野 祐希 金子 武嗣 木村 圭二郞 黒田 愛 白倉 典武
高江 俊名 竹中 宏一 谷 英樹 寺川 拓 中井 洋恵
中村 和洋 西原 和彦 濵田 雄久 林 邦彦 原 正和
広瀬 元太郎 福田 健次 峯田 和子 森下 弘 吉田 之計
村瀬 謙一 柳 勝久 小野 宙(議事録作成)
【ZOOMミーティングによる視聴会員(オブザーバー)】
有村 とく子 飯島 奈絵 今村 峰夫 岩田 研二郎 上田 純
浦 寛幸 小橋 るり 齋藤 ともよ 田村 瞳 丹羽 雅雄
平野 惠稔 原野 早知子 村田 浩治 両角 麻子 山口 健一
山口 昌之
定足数が133名(委任状を含む。)であるところ,出席会員が28名であり,委任状が166通提出された。
上記のとおり定足数に足る会員の出席があったので,本総会は適法に成立し,幹事長の指名により副幹事長中村和洋が議長となり,開会を宣し,議案の審議に入った。
1 開会挨拶(幹事長 濵田 雄久)
2 各委員会報告
(1)政策委員会(委員長 林 邦彦)
7/12と7/21の2回,「先輩会員と若手会員との意見交換会 ちょっと言いたいねんけど」を開催。若手にとって関心の高いテーマをを中心に,開始時刻を違えて2回開催した。より多くの若手会員に参加してもらう狙いである。
9/22,政策シンポジウム「広報でもっとつながる弁護士会 アピールちょっと足らんのちがう?」を開催した。現在の広報室長・髙橋司弁護士から,現在の広報室の活動内容を紹介してもらい,そのうえで福田健次会員から,より市民にとって選ばれやすい,利用してもらいやすい弁護士会にしていくために,広報として取り組まなければならない課題について議論を交わした。コーディネーター・黒田愛会員の取りまとめもシャープであり,パネラーの方々のご意見もそれぞれ率直・的確であった。コロナ禍での開催であったため,今後のリモート開催の取組みの試金石となれば幸いである。また,Zoomミーティングの録音録画機能も利用したので,当日参加できなかった先生方に対しても公開するかどうか,引き続き検討したい。
11/11 次回政策シンポジウムを開催予定である。中身について今後,詳細に詰めていきたいが,テーマとして人権活動を業務へとつなげている先生方をお招きしてお話しいただくことを検討している。
(2)研修委員会(委員長 原 正和)
現在,6/4「筋トレ・ストレッチ研修」,8/4「落語家に学ぶ弁護士のための話し方教室 落語実現つき」について開催済みである。リモート研修として開催し,いずれの研修も参加者に大変好評を博した。
今後開催予定の研修として,10/26「着こなし方相談所(仮称)」,12/2「難しい依頼者との付合い方(仮称)」(:福田健次会員と黒田愛会員を講師に迎えて,今までのご経験等も踏まえて率直にお話しいただく。),来年2月「バリスタにコーヒーについて一から教えてもらおう」の3つを検討している。
(3)広報委員会(委員長 広瀬 元太郎)
今年度はニュースレターの内容充実にも注力している。
また本日,会報秋号をホームページ上で公開できた。
電子媒体の閲覧状況についてはニュースレター,会報いずれも閲覧数がよく伸びている。
会報発行コストの削減にも引き続き取り組んでおり,以前は会報発行費用が春秋会全体予算の4割以上を占めていたほどであったが,業者変更等を経ることにより,電子化後と比較してもさらにコストを半減することができた。電子化を含めれば,370万円~380万円程度の経費削減を実現しており,これは紛れもない成果として,ご報告する。
一方で,「隠れコスト」の問題が表面化している。会報発行業務については,広報委員会の各構成員に,時間と労力の面で大きな負担が生じている。新たに広報委員となろうとする者も表れず,従来からの委員が留任して業務に当たっている。この点は,問題提起とさせていただきたい。
(4)親睦委員会 委員長 竹中 宏一
8/21オリックス戦inビスタルーム企画,9/11劇団四季「リトルマーメイド」観劇企画を実施。いずれも参加者には大変好評を博した。
今後の企画として,1/25(火)の夜 大阪弁護士会会長・副会長当選祝賀会を開催予定。また,2/19~2/20は新人歓迎旅行を実施予定。
若手会との共催スポーツカート企画については,開催時期が決まっていない。
今後,劇団四季「オペラ座の怪人」観劇企画を年明けに開催することを検討している。
(5)選考委員会(委員長 濵田 雄久)
所定の届出期間中,大阪弁護士会会長推薦候補者として福田健次会員から,同会副会長推薦候補者として黒田愛会員からそれぞれ届出がなされ,意見表明を経て書面投票を実施した結果,投票総数・有効投票総数の全員一致でもって,選考委員会として,両会員を同会役員推薦候補者とすることに決定した。
(6)若手会(担当副幹事長 稲生 貴子)
破産研修(6/24,9/30)を実施。いずれもリモート開催であり,多くの若手会員が参加し盛況であった。
今後,11月にも研修を催行したい。また,11/27若手会会派対抗ゴルフ大会開催予定。若手会内でも,横のつながり・面識を深めることができる企画を検討していきたい。
3 2020年度決算報告及び承認(前年度副幹事長 峯田 和子,今年度会計監事 岩田 和久)
前年度会計担当副幹事長峯田和子会員より,会計期間の終期について,~2021.4.7と訂正のうえ,決算報告書に基づき報告がなされ,2020年度はコロナ禍のあおりを受け,支出の予算に対する割合(予算執行割合)が約74パーセントと,全体的に見ると縮小しており,同年度の会費収入(972万円)とほぼ同額の支出(約979万円)に留まったこと等について,口頭で補足説明がなされた。
上記内容について,今年度会計幹事岩田和久会員より,監査報告書に基づき会計監査報告がなされ,所定の監査の結果,本会及び各委員会の会計報告及び附属明細書が春秋会会則,会計規則に従い春秋会の会計の状況を正しく示していると認めること,独自会計である若手会についても,春秋会の会計の状況を正しく示しているものと認めること,会計の収支に関する不正行為または会則及び会計規則に違反する重大な事実は認められないこと,並びに2020年度決算報告書の内容は相当であり,記載内容について指摘する事項は認められないことについて,報告がなされた。
4 2021年度予算及び上半期中間会計報告(副幹事長 奥野 祐希)
2021年度の予算執行状況について,経過報告書に基づき報告がなされ,他会派における会計不祥事が発覚したことを契機として,今年度からは現状,会計通帳原本を幹事会に持参して,執行部,各幹事の閲覧に供することができる措置を講じていることについて,口頭で補足説明がなされた。
(質疑応答)
H会員:
現預金が2744万円であり,会計年度末に2000万円程度になることが見込まれるが,他会派で起きた会計不祥事を当会派において発生しないようにするためには,そもそも巨額の預貯金を保有しないのが最善ではないか。他方で広報委員会の委員には隠れコストが生じており,何らかの形でこれに報いることができないか検討してほしい。
幹事長:
本総会時点において,予算執行状況がかなり未達であるという点については,現段階では未だ,大きな支出項目が到来していないことが主たる要因と考えられる。今後,年度末に向けて順次,消化されていくと考える。
もっとも,先ほどの前年度会計報告の内容等も踏まえると,今後,春秋会会計において徐々に「益(プラス余剰)」が生じてくるのではないかとも考えられる。要因としては,新型コロナ感染拡大の影響により,例年に比して執行割合が控えめであったことも挙げられるし,広報委員会メンバー各位の尽力もむろん,寄与しているところである。
この点については,前年度執行部からも問題提起をいただいており,本年度中に決定できるかどうか不明であるが,本年度は議論を立ち上げ,その内容を次年度以降に引き継ぎたいと考えている。
「益」の処遇について,たとえば春秋会には,一定の要件の下,会費減免制度が存在しているが,その要件を緩和する。あるいは,会員1名当たりの会費の金額を引き下げる。さらには2020年度においては,会全体の支出を会費収入によってほぼ賄うことができている状況において,特別拠出金をもって収入を若干積み増していることについて,どう考えるべきか。これらを踏まえて検討する必要がある。当然,委員会内の「隠れ経費」の問題も,検討事項の一つに挙げられるが,実際にこれを支出するかどうかについて,丁寧な議論を経る必要があると考える。
なお,会計不祥事対策については,「益」の処遇とは異なる観点から検討すべきである。実際に不祥事が発生した会派によれば,通帳の資金の流れを会計担当者一人でしか把握しておらず,定期的なチェックがなされていなかったと聞き及んでいる。そのため,当面の対処方法として現状,通帳確認の機会を設ける措置を講じている。それをもって十分であるか否かはおいて,最も重要な定期チェックの機会を導入したところである。
H会員:
「隠れ人件費」の問題がセンシティブで難しい点を孕んでいることについては,十分に理解している。
だが,委員会活動が果たして無償性を前提とすべき自己実現活動なのか,会員自身が本当にやりたいと考えていることを行えているのか,思いをいたしていただきたい。たとえば,会報発行のための活動は,原稿の督促,校正,チラシ投函といった実働部隊であり,細かな事務的作業の集積にほかならない。委員内において,無償での作業が限界を迎えつつあると言うことを,理解していただきたい。
I会員:
以前,大阪弁護士会会長選挙が実施された際,執行部の会計担当副幹事長を務めていた時の実感・経験として,会長選挙が実施される際は,会派会計から選挙に関連して相応の金員支出がなされた(例:印刷物も大量に準備しなければならない。)。
将来,大阪弁護士会会長選挙が実施されることとなった場合,相応の資金が必要になることも,留意していただきたい。
【決議】以上の点を踏まえて,2020年度決算の承認について審議した結果,別段の異議なく,満場一致でこれを可決した。
5 大阪弁護士会理事者挨拶・会務報告 副会長 村瀬 謙一
(1)会内取扱いの変更について
6階の窓口対応時間を変更し,ほぼ従前どおりに戻した。
23条照会受付,回答書交付について窓口・郵送の併用制を導入した。
会議室の定員制限を緩和した。
コロナ禍は今年度も引き続き猛威を振るっており,対応を求められている。他方で昨年度発覚した職員不祥事は,現状発生しておらず,昨年度から導入された新システムも,大規模不具合なども報告されず,順調に稼働している。
(2)リモート行事の増加
(3)常議員会
多くの議題を取り上げているが,ウェビナー研修も単位認定とすることになった等。
(4)会長声明
担当は5件。中でも,出入国管理法改正に反対する声明については,事前に作成していただいた部会の文案も活かしながら,独自調査の上,自分自身の考えるところも取り入れて,発出することができたと自負している。
(5)日弁連関係
FATF報告書はありとあらゆる依頼手段を尽くして,最終的に99.3パーセントもの高水準を達成することができた。
(6)近弁連
11/19大会@大阪では,同性婚,刑事ITのシンポジウムが開催。決議について意見陳述をご希望の場合は,事前申込みを。
(7)雑感として,①理事者・会内で懇親会ができないこと,②春秋ネットに理事者業務について1,2週間おきに投稿していたが,会員から一切反応が得られず,投稿も取りやめてしまったことについて,寂しく思っている。
6 会員数が少ない期の期別幹事の推薦に関する幹事会議論状況報告(幹事長 濵田 雄久)
各期幹事の推薦方法については,当会の諸規則上,幹事会の議決事項であるため,本総会においては報告事項として位置づけられる。
もっとも,幹事会は春秋会全体の意思決定にも大きく作用する重要な機関であるため,本総会においても以下のとおり報告する。
とりわけ上の期の会員から,次年度期別幹事の選出が困難になっている旨のご相談を承っている。ここで春秋会所属会員の期を通覧すると,下の期でも所属人数が少ないところもあることが判明した。
そこで,概要,①上の方の期を統合して一つ(ないし二つ)の選出母体とする,②下の期でも,該当期の所属会員から申出があれば,統合を検討する,という2つのアプローチを検討している。今年度執行部においては,①・②どちらの案も採用すべきであるという意見が多数を占めている。
もっとも,具体的な進め方,統合の仕方などまでは議論が及んでいないため,下半期の幹事会を中心として議論を進めていきたい。
7 総会開催方法(WEB参加者を出席と取り扱うか否かについて)に関する意見交換(幹事長 濵田 雄久)
幹事長:
本総会においては,Zoomミーティング参加者の会員からも意見をご提出いただいているが,決議については,リモート参加者は出席ではなく視聴という位置づけのため,議決には参加できず,会場参加者の賛同の意(拍手)をもって決議を行った。
この点の取扱いについて,幹事会でも議論したが,少なくとも本総会は本日のような取扱いにすべきであるという意見が多数を占めていたため,本総会はそのように実施されている。
今後,Zoomミーティング参加者についても出席と取り扱い,議決権を行使できることとすべきか否かについては,会則の解釈をもって取扱いを変更するべきではなく,会則変更の総会決議をもってしてすべきであると考える。
この点,幹事会では,Zoomミーティング参加者を出席と取り扱うことについて,賛成意見,反対意見の双方が提出されていた。本総会においても,各会員から意見を賜りたい。
U会員:
WEB参加は積極的に認める方向性にすべきである。
何らかの事情(例:遠方,新型コロナ,家庭,・・・)で会場出席できないがリモートであれば参加できるという会員も決議に参加でき,そのような事情について配慮されるべき。
Zoomミーティングには投票機能もあり,無記名投票も可能である。そのようなツールを使用すれば,WEB参加者を出席者と取り扱うことも可能である。
Y会員:
WEB参加者を出席者と認める取扱い自体については良いと考える。
しかし,それが行き過ぎると開催会場には誰もおらず,リモート参加者だけが各の場所で画面に向き合っているとなってしまうと,果たして「議場」として成立しているのか違和感を覚える。
H会員:
WEB参加者を出席者と取り扱うことについては,反対である。
ある議題について,まったく異なる意見が出ている状況において,何らかの結論に至るためにお互いに妥協点を見出すという「調整」は,会議体において必要不可欠な機能であるが,それをオンライン上で果たして十分に行うことができるのか,疑問がある。そのような場面では,議場に双方陣営が一堂に会し,意見を戦わせなければ「調整」機能が果たされないと考える。
M会員(Zoomミーティングのチャットから):
時間がないので、チャットで・・・。多分2年ぶりの参加です。先ほどの総会の議論ですが、リアル集会の定足数を維持したうえで、堺のような遠方からは確実に参加しやすいし、子育て世代の負担なども減るなど全く認めない運用を否定するべきではないというのが意見です。
U会員(Zoomミーティングのチャットから):
総会をZoomで開催するメリットとして、チャットを利用した意見を述べる機会がある点もあろうかと思います。総会での時間がないため、意見を遠慮される方もおられるかと思いますが、チャットで意見を述べる機会を設ければ、遠慮なく意見も言いやすくなりますし、このチャットを記録として残すこともできると思います。
I会員(Zoomミーティングのチャットから):
私は父が余命宣告を受け、大弁正副会長会にオンラインで出席させていただいたことがありました。会務や仕事との両立課題として育児期間中に加え、介護もあり、総会のオンライン出席等、技術でハードルを越えることが出来ることは利用できればと思っています。
幹事長:
オンライン参加者の処遇については,株主総会や日弁連総会においても議論されている。12月総会までに方向性を固めるのは間に合わない感もあるが,引き続き議論していきたい。
新型コロナに対応する会務運営を強いられた昨年度執行部において,進め方を創出していただいた。本年度もそれに続く形で,次年度以降の進め方のきっかけ,取っ掛かりを作っていきたい。
8 法曹人口問題に関する意見交換会のご案内(幹事長 濵田 雄久)
先日,春秋ネット上において資料をご案内している。
期の上の弁護士にとって,この問題はまさに会員を分断するほどの大問題であったが,現在のところ春秋会内において,この点に関する目立った反応はいただいていない。
9/29(水)午後4時30分から,この件に関して完全オンラインで意見交換会を実施するので,会員の皆様はどなた様も,何時でもご参加いただき,自由に発言していただきたい。
9 福田健次会員,黒田愛会員からのご挨拶
10 閉会挨拶(副幹事長 高江 俊名)
以 上


