
体験ダイビング
1 嘉手納基地訴訟の見学
今回の旅行では,本来の日程より一日早く沖縄入りし,嘉手納基地爆音訴訟の期日を傍聴するというオプショナルツアーが設定され、私も参加しました。
参加メンバーは,2月21日午前中に沖縄入りし,弁護士会館での記者レク,裁判所前での原告集会に参加した後,福岡高裁那覇支部で行われた爆音訴訟の証人尋問期日を傍聴しました。この日は,原告側が申請した疫学や衛生学の専門家証人に対する国の反対尋問が行われたのですが,やはり専門家証人の反対尋問ということで,内容がとても難しく,正直,傍聴席から聞いているだけではよく解らない部分もありました。しかし,双方多くの代理人が出席し,傍聴席ではたくさんの原告の方が見守る中で行われた証人尋問のやり取りを聴けたことは,我々新人にとっては非常に刺激的で貴重な経験だったと思います。
期日が終わると,地元法律事務所での打合せを経て,那覇市内の沖縄料理店へ。ここで証人の先生方の打上げ会が開かれました。証人の先生にせよ,弁護士にせよ,本当に長い時間をかけてこの訴訟に関わっておられ,皆さんと直接させていただくことで,それぞれの方のこの訴訟への強い思いを感じることができました。
そして,一行はさらにコザへと場所を移し,沖縄の長い夜を楽しんだのでした。
2 旅行2日目のダイビング
旅行2日目は,観光組と,ダイビング組,そして自由行動組に分かれました。そのうち果敢にも2月の海に潜ることを選んだのは10人ほどで,そのうち6人がライセンスのいらない体験ダイビングに挑戦しました。
体験ダイビング組は,まず近くのホテルにあるダイビングショップに移動し,簡単な講習を受けました。ここでの問題は「耳抜き」です。皆さんご存知ですか? 電車がトンネルに入ったり,飛行機が離着陸するときに耳がキーンとなりますよね。海に潜ったときもこれと同じで,鼓膜の内と外で気圧の差ができることから,これを解消するための動作が必要になります。それを「耳抜き」といい,鼻をつまんだ状態で鼻をかむように息を吐き出そうとすればいいそうなのですが,いざやってみると人によって抜けやすさや感触がぜんぜん違うようで,なかなかうまくいかずに苦労された先生もいらっしゃいました。
講習後はいよいよダイビングです。予定ではボートで沖に出るはずだったのですが,この日はあいにく海が荒れてボートが出せなかったことから,浜辺から潜れるスポットまで車で移動することになりました。
車に揺られること約30分,目指すダイビングポイント「ゴリラ・チョップ」に到着です(この名前は,近くにある岩のかたちからついたそうです)。一行は浜辺に下りると,インストラクターの方々に酸素ボンベを背負わせてもらい,小さな子供のように浅いところで手を引かれながら,いざ海の中へ。透き通った遠浅の海を徐々に沖にむけて進んでいくと,急に水深が4,5メートルになるところがあり,そこからダイビングが始まりました。
インストラクターが海底に結んでくださったロープをつたって潜っていくと,岩肌のサンゴや小さな魚など,普段は見られるはずのないものがたくさん目の中に飛び込んできます。さらに水中を進むと,青,黄色,オレンジなど色とりどりの熱帯の魚たちがたくさんいて,「あっ,今,目があった!」と思えるくらい,本当に目と鼻の先まで来て,我々の海中散歩に付き合ってくれました。また,海底にはさまざまなサンゴに加え,ウニ(食べられない種類らしいです)やナマコなどもたくさんいて,人の手が加えられていない海の中の世界を満喫することができました。
約30分のダイビングを終え,浜へ戻ってウエットスーツを脱ぐと・・・「寒っ!」。 さすが2月です。インストラクターにお湯をかけてもらい,なりふり構わず道端に止めた車の中でさっさと着替えて,ぬれた髪を乾かしながらホテルに帰ったのでした。
以上


