研修委員会ー委員長からのご挨拶

研修委員長 : 白出 博之(47期)

■ ノウハウだけに終わらない「春秋会研修」をめざして
 皆さんは「研修」と聞いて何を思い浮かべますか?
研修とは、学問や技芸などを研き修めること(広辞苑第5版)とされていますが、最近では「すぐわかる新○○法」「××問題対策の最前線」といった、その道の「匠」によってお手軽に最先端ノウハウを手に入れる講座が盛況のようです。
もっとも、手持ち事件との関係で必要性に迫られることがないと出かけるのも億劫だし、最近であれば「研修義務化」「今年の必要取得単位数」との関係から仕方なしに「とりあえず行っとこか」さらには「単位にならないのはパス」といった消極的イメージをお持ちの方も少なくないでしょう。
それでは、弁護士会主催による義務化された研修以外に、我が春秋会が独自で「研修」を行う意義は奈辺に存するのか、さらには「研修」に付きまとう上記消極的イメージを払拭するには何が課題でしょうか。
まず、①会派主催研修の受益者はあくまで会員ですから、会員(とりわけ若手)の具体的ニーズに即時即応したテーマ設定・講師選択等が不可欠です。そこで本年度研修委員会は、若手メンバーを増強した強力布陣で臨みます。すなわち、浦田悠一さん、山本大輔さん、長瀬信明さん(以上60期)、越川佳代子さん(59期)、上出恭子さん、尾崎一浩さん、林邦彦さん、神山公仁彦さん、下村泰さん、若松陽子さんの各委員です(担当常任幹事は宇賀神徹さん)。
他方、②他会派のそれに顕著な傾向ですが(失礼)、親睦企画的要素を強調したいわゆる勉強会(夕食付が一般的)型も魅力的ではあり、特に会派求心力を高める効果には侮りがたいものがあります。しかし、そのような形態は「春秋の日」に委ねることとし、あくまでも「政策団体たる春秋会」が会派求心力を高めるべく主催する研修としては、その内容で勝負する方針を考えています。すなわち、ここに内容での勝負とは、マニアックな即効性の「ノウハウ」講座にはとどまらない、それが弁護士のなすべきこととして何故大切かという「ノウ・ホワイ」の部分にも春秋会色を織り込むことによって、会派求心力をも高める研修を目指すというものです。

それでは会員の皆さん、この1年間,ご一緒に研き修めて参りましょう。