若手会ー委員長からのご挨拶

若手会代表 : 中筋 利朗 ■ 若手会代表挨拶 本年度の若手会世話人代表になりました中筋利朗です。 これまで若手会の行事には全くといってよいほど参加したことがなかったのですが、詳しくはいえない?経緯により世話人代表をつとめることになりました。 弁護士数の増加に伴って若手会員数も増加しており、現在その数は160名を超えています。しかも、今後もこの会員数の増加の継続が見込まれます。若手会といっても、これだけの人数になると、会員の間でなかなかつながりを実感しにくいのが現実ではないかと思います。若手会では例年親睦、学習会を中心とした様々な行事を行なっていますが、本年度も、若手会員、さらには春秋会員相互の交流が少しでも深められるよう、皆が参加したくなるような、楽しい行事、役に立つ行事を実施したいと考えています。ということで、行事の案内がFAXされた際には、「ゴミ箱直行」にしないで、是非積極的なご参加をいただくようお待ちしています。 また、弁護士数の急激な拡大や様々な制度改革がすすみ、弁護士をとりまく環境も大きく変わる中、若手会員が活発に意見交換・議論できる場をつくれれば、と考えています。 とにかく、これから1年間よろしくお願いします。

広報委員会ー委員長からのご挨拶

広報委員長 : 大久保 康弘 ■ 春秋会広報委員長就任のあいさつ 今年度の広報委員長に就任いたしました46期の大久保です。大阪弁護士会においては、かなり以前から広報委員をやっておりまして、本年度も月刊誌担当の副委員長となっておりますが、春秋会で広報委員を担当させていただくのは初めてのことになります。にもかかわらず、いきなり委員長という大役を仰せつかりました。今年度一年間、どうかよろしくお願いします。 ここで多少、自己紹介めいたことを書きます。趣味は読書と音楽と鉄道ですが、鉄道は国内での未乗区間がもはや数少なくなったため、途方に暮れております。本は法律の本でなければよく読みます。最近読んだ本では、年をとったせいか、自分が体験した時代のことが書かれた本が印象に残ります。「滝山コミューン1974」(原武史)は自分が中学生だった頃を、「ポケットには80年代がいっぱい」(香山リカ)「私のマルクス」(佐藤優)は自分が大学生だった頃を思い起こさせますが、ただ我々は同じ京都にいても佐藤優さんのような知的営為はしておりませんでした。もっと前の時代を扱った歴史小説も読みますが、最近読んだ歴史小説で面白かったのは、宇月原晴明の「安徳天皇漂海記」と「廃帝綺譚」です。 また、観戦するスポーツで好きなものは、フィギュアスケートと競馬です。フィギュアスケートを見るようになったのは最近のことですが、なみはやドームでNHK杯を見て感動して以来、できる限り生で見るようにしています。なおこの二つのスポーツの共通点は、集中するのが5分以下で済むことです。したがって、サッカーはほとんど見ませんし、野球は、昔はよく見ましたが、最近は全く見なくなりました。多分、こらえ性がなくなったのだと思います。 本題に戻りますが、広報委員長としての主な役割は「春秋」と春秋会ニュースの発行ということになります。「春秋」では、「月刊大阪弁護士会」とは違った、本年度は、春秋会50周年記念の関連行事があるため、固めの記事はそちらに譲り、より春秋会の各会員の交流が深まるような誌面にしようと考えております。また春秋会ニュースにおいては、若手会員の業務に役立つ連載を企画中です。 会報の編集にあたっては、デザイン感覚が重要なことは間違いありませんが、弁護士の作るものは、どうしても感覚が古くなりがちです。「月刊大阪弁護士会」においては、印刷会社の若手デザイナーの方にも編集会議に出席していただき、デザインについての提案をいただきながら作成しているのですが、春秋においても、そのあたりを工夫すべき時期に来ているのかもしれません。とりあえずは、若い広報委員の方々の感覚に期待することにしたいと思います。

研修委員会ー委員長からのご挨拶

研修委員長 : 白出 博之(47期) ■ ノウハウだけに終わらない「春秋会研修」をめざして 皆さんは「研修」と聞いて何を思い浮かべますか?研修とは、学問や技芸などを研き修めること(広辞苑第5版)とされていますが、最近では「すぐわかる新○○法」「××問題対策の最前線」といった、その道の「匠」によってお手軽に最先端ノウハウを手に入れる講座が盛況のようです。もっとも、手持ち事件との関係で必要性に迫られることがないと出かけるのも億劫だし、最近であれば「研修義務化」「今年の必要取得単位数」との関係から仕方なしに「とりあえず行っとこか」さらには「単位にならないのはパス」といった消極的イメージをお持ちの方も少なくないでしょう。それでは、弁護士会主催による義務化された研修以外に、我が春秋会が独自で「研修」を行う意義は奈辺に存するのか、さらには「研修」に付きまとう上記消極的イメージを払拭するには何が課題でしょうか。まず、①会派主催研修の受益者はあくまで会員ですから、会員(とりわけ若手)の具体的ニーズに即時即応したテーマ設定・講師選択等が不可欠です。そこで本年度研修委員会は、若手メンバーを増強した強力布陣で臨みます。すなわち、浦田悠一さん、山本大輔さん、長瀬信明さん(以上60期)、越川佳代子さん(59期)、上出恭子さん、尾崎一浩さん、林邦彦さん、神山公仁彦さん、下村泰さん、若松陽子さんの各委員です(担当常任幹事は宇賀神徹さん)。他方、②他会派のそれに顕著な傾向ですが(失礼)、親睦企画的要素を強調したいわゆる勉強会(夕食付が一般的)型も魅力的ではあり、特に会派求心力を高める効果には侮りがたいものがあります。しかし、そのような形態は「春秋の日」に委ねることとし、あくまでも「政策団体たる春秋会」が会派求心力を高めるべく主催する研修としては、その内容で勝負する方針を考えています。すなわち、ここに内容での勝負とは、マニアックな即効性の「ノウハウ」講座にはとどまらない、それが弁護士のなすべきこととして何故大切かという「ノウ・ホワイ」の部分にも春秋会色を織り込むことによって、会派求心力をも高める研修を目指すというものです。 それでは会員の皆さん、この1年間,ご一緒に研き修めて参りましょう。

政策委員会ー各委員長からのご挨拶

政策委員長 : 鎌田 幸夫 ■ 政策委員長就任挨拶 「今年度の抱負」 今年度の政策委員長を仰せつかることになりました。なかなか政策委員長が決まらず、 前年度の政策委員会担当常任幹事の私にお鉢が回ってきたしだいです。 さて、弁護士、弁護士会は一連の司法制度改革のなかでかってない試練にあります。 特に、司法制度改革のなかでインフラ整備が十分調わないなかで、弁護士人口の増員のみが着実に進行し、修習生の深刻な就職難として立ち現れ、「法曹人口3000名増員」見直し論が日弁連・弁護士会のなかで提起されています。また、来年より実施予定の裁判員制度についても慎重を期すことを求める決議も一部の弁護士会であげられています。 一連の司法改革については、法曹人口問題、裁判員制度、法テラスなどで、弁護士会、春秋会のなかで大きな意見対立をもたらしました。これは、前年度の一連の春秋会の政策シンポの議論のなかでも強く実感しました。 しかし、考えてみると、同じ会派でも意見が異なることがあってよく、むしろ健全なことであり、また、その意見対立も互いに弁護士会、弁護士を愛するが故のことでしょう。今、私が危惧しているのは、意見の違う者とこれ以上議論をしても無駄であるという厭戦気分が広がらないかということ、他方で、議論をするにしてもそれが弁護士会の内輪に向けたものになりがちであるということです。前年度の政策誌の巻頭言で丹羽前委員長が「弁護士会は、法曹人口見直しの実現や司法改革の理念と実現に向けた方策について、市民社会やメディアに丁寧に説明する責任を負っている」と書かれていますが、諸課題を議論に終わらせずに、「実現」に結びつけるには、市民に対する説明責任を果たすことが今後ますます求められていくと思います。 随分偉そうなことを書きましたが、今年度の政策委員会は立ち上げが遅れたことや50周年の記念シンポがある関係で、政策委員会としてのシンポは行わず、政策誌を中心に取り組むことになりました。合宿も9月6日に予定しています。1年間どうかよろしくお願いします。

研修 「著作権紛争入門」

研修委員会は,平成20年2月26日,北本修二先生を講師にお招きし,「著作権紛争入門」研修を開催いたしました。参加者募集の告知直後から多数の応募をいただき,あっという間に定員オーバーとなった今回の研修。私も北本先生のお話が伺えるのを大変楽しみにしておりました。講義の冒頭,北本先生は著作権法の概要及び著作権法特有の用語・定義について説明され,私のような初学者でも迷わず歩けるよう地ならしをして下さいました。会場のエンジンがかかりだしたところで,著作権法の条文解釈を巡る裁判例の歴史について説明していただきましたが,権利者団体の代理人として数多くの事案を手がけられたという豊富な経験に裏打ちされたお話は非常に明快なものでした。  カラオケひとつ取ってみても,レコード,テープ,レーザーディスク,通信式と技術革新が起こる度に新たな論点,新たな解釈が生じてくるというお話を聞き,著作権法が私たちの社会のありように応じて形を変える,非常に有機的な法律であることがわかりました。また,お話はカラオケリース事業者の責任を問うた事件など,先生の実際の経験談にも及び,先例のない領域で戦うということの苦労の一端を教えていただくことができました。先例のない主張を組み立てるにはどうしたらいいのか,という点は著作権法の分野に限らず,私たちが是非とも知りたいと思っていることではないでしょうか。残念ながら,近道はないようです。その方法を問われた北本先生は,先立つ判例・学説を十分に分析し,問題になる条文解釈の限界を探ることだとおっしゃいました。一見当然のことながら,果たして自分が当然にできているのかとあらためて考えさせられました。 講義が終わった後,先生とお話させていただいた際,情報化社会においてはますます,著作権が重要かつ身近なものになってくる,ということを伺いました。確かに,ネットの普及に伴い,自分の著作物を世に広めることは飛躍的に容易になっています。この先,思いも寄らないところで事件に出会うのかもしれないと考えると,先生のお話で心の準備をさせていただけたことがますますありがたく思えました。

若手会ー退任のご挨拶

若手会代表 : 小橋るり (51期) ■ 退任のあいさつ この役目をお引き受けしたときに,笑いと本音をモットーに何かしら違う風を吹かせたいと思っていました。実際にできたことは,ほんの一部でした。 常議員にも自動的になることができて,弁護士会の会務の動きを見ることができました。 参加した実感としては,若手の意見がもっともっと反映させないとダメだということでした。春秋会の若手会じたいの性格からして,政策と懇親という2本柱で今後も行くと思いますが,そのお役目を積極的に担えなかったことは反省しています。 とはいえ,各期幹事の本当に若い「若手」にかこまれて,また,担当常幹の増田さんと田村さんに全面的に支えられて,お二人の苦労とは反比例して楽しかったです。 今から思えば,こじんまりした趣味的なものをもっとたくさんしても良かったのかなと思います,たくさん集めるとかいうよりも・・。 とまれ,皆様ご協力ありがとうございました。

親睦委員会ー退任ご挨拶

親睦委員長 : 岩谷 基 ■ 退任のご挨拶 今まで会派の仕事を殆どしたことがない私がいきなり親睦委員長を拝命して、最初はどうなることかと不安ばかりでしたが、それも杞憂に終わり、本当に楽しい1年間となりました。歴代でも私ほどのお気楽な委員長はいなかったのではないかと思います。なにせ親睦委員長の仕事といえば、親睦委員のみなさんがお膳立てしてくれた親睦行事にただ参加して楽しむことだけだったのですから。親睦委員の皆さんがメーリングリストで行事のアイデアを出し合い、それが次第に形になっていくのを端から眺めているのは(失礼!)とっても愉快な体験でしたし、親睦委員のみなさんの発想力、行動力、人脈にはいつも感心させられました。ひとりひとりお名前を挙げることはしませんが、親睦委員の先生方には本当に感謝しています。 そして、親睦行事に参加して頂いた春秋会のみなさん、いかがだったでしょうか。いつもはイカツイあの先生が実はエプロン姿が良く似合っていたり、ずっと生真面目な人だと思っていたあの先生も本当はとってもお茶目だったり。普段と違う春秋会員の人となりを見ることが出来たのではないかと思います。私の役目はこれでおしまいですが、親睦行事はこれからも続きます。 春秋会のみなさん、また来年、どこかの親睦行事でお会いしましょう。1年間、本当にありがとうございました。

広報委員会ー退任のご挨拶

広報委員長 : 中紀人 ■ 電子化推進の意義と課題 今年度の広報委員会は、担当常任幹事である増田広充さん、大江祥雅さん、石橋徹也さん、中森俊久さん、名波大樹さん、佐藤正子さん、浮田麻里さんの皆さんのご協力のもと、会報3号及び月報については隔月発行致しました。月報のウエッブページ化と隔月化については、会員の皆様にもいろいろな意見があることと思いますが、ペーパーレス化の促進と会員に対する情報伝達の漏れを防ぐこととの間をどのように調整するかという問題につきると考えており、会員の皆様のご意見を頂ければと思います。 事実上の編集長を務めていただきました増田さんをはじめ、広報委員の皆さん、並びにご多忙のところ、ご寄稿頂きました先生方に対し、この場をお借りしてお礼申し上げます。

研修委員会ー退任のご挨拶

研修委員長 : 島尾恵理 ■ 退任のご挨拶 今年度は、7つの研修企画を実施しました。研修委員の皆さんは、まさに多士済々。就任のご挨拶で、「講師陣は、春秋会が世界に誇る各分野の専門家ばかり!(・・・の予定)。」と書きましたが、ありがたいことに、そもそも研修委員会自体が講師の宝庫でした。振り返って見れば、委員の方に講師をお願いした企画は4回もありました。実施した研修は様々な法分野にわたりました。レベルも入門的なものから、かなり専門的なものまで、また「法律」からは離れた「話し方」をテーマにした回もあり、バラエティに富んだ研修メニューをご提供できたのではないかと思っています。折角素晴らしい講師をお招きしての研修ですから、できるだけ多くの方に受講の機会を提供したい。そう思い、講義形式の企画については、原則として大阪弁護士会の全会員に広報するようにしていました。毎回、会派を超えて多数の方にご参加いただくことができましたが、とくに登録10年未満の若手の方の参加が驚くほど多く、毎回、申込者の6~7割を占めていました。今後、弁護士数が急激に増加していくことを思うと、若手を対象とする入門講座の需要はますます高まっていくのではないでしょうか。企画者としては、多数の人にご参加いただけることはまことに嬉しいことでした。ただ、他方、受講者が大人数になると、質問しにくい雰囲気になってしまったようにも思います。また、弁護士会の研修義務化対象講座に認定された研修では、想像をはるかに超えた申し込みが殺到し、その対応に苦労した等、反省点も多々あります。今年度の反省点は、次年度委員長に引き継ぎたいと思いますので、次年度は、より充実した研修企画を実施いただけることと期待しております。最後に、色々至らぬところのある委員長であったかとは思いますが、委員のみなさん、快く講師を引き受けてくださったみなさん、そして研修企画に参加してくださったみなさん、一年間ありがとうございました。

火災保険勉強会の報告

平成20年3月18日午後6時より大阪弁護士会館にて,若手会主催の「損害保険会社担当者に聞く!-火災保険の請求から支払まで-」が開催されました。パネラーには,三井住友海上火災保険株式会社の大河原保之様と同社の鈴東公一様をお迎えしました。この研修は,保険問題の中で車両保険や生命保険等に比べ,なじみが薄い火災保険についての一般的な知識を習得し,火災保険実務の概要を理解することで,法律相談を受けた際に迅速かつ適切な対応をすることを目的として開催されたものです。 研修では,火災保険の概要から始まり,保険金の支払い請求を受けたときに保険会社がどのような損害の調査を行うのか,その場合に注意している点は何か,免責事項の判断は何をポイントにしているのか,契約時にどのような説明をしているのか,といったことを,大変分かりやすく丁寧にご説明いただきました。 この研修により,火災保険実務の理解が進んだだけでなく,ご説明の内容が不払問題を念頭においてなされていたため,他の保険問題の問題点と親和性がある話が多く,火災保険に限らず,他の保険問題の理解にも役立てられる情報を得ることができました。質疑応答も大変活発に行われ,大成功だったと思います。 保険金の不払問題がクローズアップされ,また,約100年ぶりとなる保険法の改正を控える時期に,このような研修が開催されたことは,大変有意義であったと思います。今後もより保険問題の研鑽を積むべく保険問題をめぐる様々な研修を開催していただけたらと願っております。若手会の世話人の先生方,よろしくお願いいたします!