小6に判る言葉で、短く - 研修企画「話し方教室」 -

2007年11月14日、春秋会研修委員会企画で、毎日放送の加藤康裕アナウンサーに、「わかりやすい話し方」についてお話しをしていただきました。加藤さんからは、「小学6年生にわかるように。小6が理解するには難しそうな言葉は言いかえる」「文章は短く」「間をあける。それによって、前に言ったことがきちんと相手に伝わっているか確かめる」等の内容について、大変わかりやすく説明していただきました。また、聞き取りやすい発音のための発声練習もしていただきました。 こうしたことは、弁護士という仕事にとって重要なことですが、普段はなかなか意識して出来ていないことです。法廷での尋問の際にも気をつけなければ、と思いながら聞きました。 お二方には,多忙な業務の合間を縫ってお話のご準備をいただきました。今回のお話は,若手からベテランに至るまで,今後きっとどこかで思い出し,業務に役立つことと思います。ありがとうございました。  その後は、毎日放送内のレストランでアナウンサーの方々との懇親会を行いました。番組の裏話等をお聞きすることができて、楽しい時間を過ごしました。アナウンサーの皆さん、お忙しい中ありがとうございました。そのほか、「ちちんぷいぷい」という番組のスタジオ見学や、毎日放送のコンプライアンス室考査部からのお話も聞くことができ、盛りだくさんな研修でした。

渉外家族法研修報告- 恐るべき韓国親族相続法 -

 3月7日(金)に開催された渉外家族法研修会に参加しました。敬愛する研修委員長から依頼されましたので、適任ではないようにも思いますが、私が報告します。講師は、倒産法で著名な木内道祥さんと、在日コリアンの林範夫さん。 具体的な事例をひき、日本法との対比表を駆使して、間違いやすい問題について分かりやすく解説&警告をしていただきました。私は、これまで在任コリアンの法律相談は数多く受けてきましたし、少なくない事件の依頼も受けて、特に問題もなく解決してきたつもりですが、今回の話を聞いて、まだまだ知らないことがあったことに気付き、少し恐ろしくなりました。特に気をつけるべき点は以下のとおり。 昭和55年に法定相続分が変わったので、被相続人の死亡時によって相続分が異なる。相続放棄は4親等以内の傍系血族もしないといけない。債務を負った被相続人の子供が相続放棄したからといって、その子供(孫)が相続放棄しなくてもいいことにはならない。つまり、孫も相続放棄する必要がある。親が既に亡く、配偶者がいるが子はいない人が死んだ場合の法定相続人は配偶者だけである。つまり、この場合の兄弟姉妹は法定相続人にならない。韓国法では自筆証書遺言には住所も記載しなければ無効となるが、日本国内で作成した場合には住所を記載しなくても有効である。これを知らない裁判官がいた。8親等内の血族間では婚姻できず、婚姻届を出しても無効である。ちなみに、日本法では近親婚でも取消請求できるに過ぎない。配偶者に不貞行為があった場合でも、不貞行為を知った日から6か月、あるいは、不貞行為時から2年経過したら、その不貞行為を理由として離婚を請求することができなくなる。  研修会の後、林さん紹介のコリアン料理店、その名も「古里庵」で飲み食いしました。林さんは実は私の大学時代の同級生で、もう一人、同じく同級生の文昌燮さんもいたので、ちょっとした同窓会気分で盛り上がりました。木内さんも想像とは異なって大そう気さくな方で、日頃披露していただいている倒産法だけではなく、多分野のお話をしていただき、あっと言う間に深夜になってしまいました。ところで、今回、私は図書カードでピッと出席確認をする「義務的研修」には初めて参加しましたが、こういう有意義なことを「義務」にして強制し、しかも弁護士会が管理するという感覚にはついていけません。なんとかならないものですかね。

恒例 「 春秋の日 」 のご報告  テーマ:「依頼者との関係におけるリスクヘッジ」

今年も恒例の「春秋の日」が開催されました(1月30日(水)19:00~,於会館1004号会議室)。今回は「依頼者との関係におけるリスクヘッジ」をテーマに,貴重なご体験談・ご報告を伺いました。「交通事故の被害者なのに加害者にされた。」という相談で来られた依頼者から損害賠償請求訴訟と懲戒請求を起こされたご経験をお持ちの先生からは,普段なかなか聞くことのできないまさに貴重なご体験談のご報告がありました。依頼者を選り好みして事件受任するわけではないことを旨とするのが,私たち弁護士の業務です。しかし,そこには,誰もが,いつ陥っても不思議ではないリスクが常に存在していること,それゆえ,そのようなリスクに対しても適切に対応していくことの大切さを改めて痛感させられたお話でした。 また,もうお一人の先生には,事件受任のときから始まり,訴訟遂行などの事件処理,その終結段階に至るまで,依頼者のために何をどのように説明し,依頼者との間のコミュニケーションをどのように図っておくか,ご自身の実践例に即したお話をして頂きました。弁護士の業務は,最終的に如何に依頼者の方々に納得してもらえる問題解決を行うかという点に大きな重点があります。先生は,このために依頼者への説明や連絡などのやりとりを徹底して文書にするなどの工夫を実践しておられ,これまた改めて「目から鱗」の感がするお話でした。 お二方には,多忙な業務の合間を縫ってお話のご準備をいただきました。今回のお話は,若手からベテランに至るまで,今後きっとどこかで思い出し,業務に役立つことと思います。ありがとうございました。 ところで,登録間もない若手の方々などの中には,「春秋の日って,何の日?」と思っている方々もいらっしゃると思います。最近は,春秋会でもたくさんの親睦行事があります。でも,飲んで食べて,ざっくばらんな雰囲気の中での春秋会の行事と言えば,私の知る限り,この恒例の「春秋の日」が元祖ではないでしょうか?(「もっと前から春秋会にはこんな楽しい行事もあったのだよ。」とおっしゃる先輩の皆様,ごめんなさい。)。そして,「春秋の日」は,ただ飲んで食べてというだけでなく,今回のように普段聞けない貴重なお話が聞けたり,その時々のタイムリーな問題について議論したりという,なかなか素敵な日なのです。これからも,この春秋会恒例の「春秋の日」が,若手もベテランも気軽に集える良い機会としてずっと続いていくことを願って,ご報告を終わります。 ではまた,次回をお楽しみに。

スポーツ企画 「テニス!卓球!バドミントン!」 の報告

 2007年11月23日、大阪市住之江区にある「ウェルサンピアなにわ」にて行われたスポーツ企画についてご報告します。当日は快晴。スポーツ企画にふさわしい一日でした。3連休の初日であったにもかかわらず、大人20名子供2名にご参加いただきました。顔ぶれは、春秋会の先生方、そのご家族、事務員の方々のほかに、関西大学ロースクール出身で新61期修習予定の方4名も。午後1時すぎから、適当にテニス・卓球・バドミントンの各グループに分かれ、それぞれにコーチ役の先生から手ほどきを受け、その後は自分たちで楽しみました。  まず、テニス。コーチ役は、吉田義弘先生。失礼ながら存じ上げなかったのですが、弁護士会の大会で全国に名を轟かせておられるとか。吉田先生は、何と、コーチングしやすいように、たくさんのボールを収納できるラック(名称がわかりません)を持参していただき、能率よく、順番に初心者の参加者の方にボールを打ち、適宜アドバイスをされていました。まさにそこは「吉田テニススクール」のレッスンが行われていたのです。もう一面では、細見先生を筆頭に、そうそうたる経験者組が、優雅で、かつ、ハイレベルなプレーを楽しんでおられました。  一方、体育館では、バドミントンと卓球が行われました。バドミントンは、田村ゆかり先生と尾崎一浩先生がコーチ役。岩谷親睦委員長、姚(よう)先生が手ほどきを受けた後、オグ・シオ顔負けの激しい打ち合いを演じていました。卓球は、原野早知子先生がコーチ役。有村先生、岩谷事務所の事務員さんも経験者で、私だけが未経験者でした。私は卓球のフォームを習ったことがなかったので、ラケットを三角をイメージして振るという原野コーチのご指導に目から鱗が落ちる思いでした。その後、それぞれの参加者は入れ替わって楽しみ、私の妻子も、卓球とバドミントンができて大喜びでした。見ものだったのは、卓球で腕を鳴らした者同士の原野・篠原対決。北京五輪出場の前哨戦を思わせるラリーの応酬が繰り広げられ、別世界の様相を呈していました。 楽しい汗をかいた後は、併設のレストランでの懇親会。おいしいビールがお腹に染み入りました。コーチ役を快諾して下さった先生方を始め、たくさんの先生方にご協力していただき、ありがとうございました。お蔭様で楽しい一日となりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 以上

忙中閑有り 「ワインの夕べ」

 春秋会で人気の高い恒例の親睦企画「ワインの夕べ」は、2007年12月13日、リーガロイヤルホテルのイタリアンレストラン「ベラコスタ」でありました。マスターソムリエの岡昌治氏からワインにまつわるお話しを伺い、美味しいイタリア料理とそれらと相性の良い選び抜かれたワインを堪能できた、まさに至福のひとときでした。今回は、ワインを買い求めるときのポイントを教わりました。まず、ワインが風通しの良い涼しい場所で保管されていること、つまりはワインセラーのあるお店で買うことだそうです。二つ目は、ボトルを立てたときに、ワインの液面とコルク栓の底面の間隔が目減りしていないこと、三つ目にボトルの口がべたべたしていないこと、と聞いた様な気がします(お腹がすいていて、ちゃんと聞き取れた自信がありません・・・。)。 この日のメニューは、「海の幸のサラダ仕立て」、「自家製パスタフェットチーネ、紅ズワイ蟹とルコラ和え」、「鮮魚の備長炭焼き、グリル野菜添え」、「黒毛和牛の赤ワイン煮込み」、「温かい洋梨のパイ・苺ソースとバニラアイス」、「こだわりのティラミス」、「コーヒー」。どれもみな美味しく、同じテーブルの方達との会話もはずみました。  ワインは、はじめが「ディ・サッシ・カヴィ」という、かわいい蜥蜴が描かれたラベルがお洒落なシャルドネ。ちなみにシャルドネの葡萄は、昭和初期、大阪(河内地区)が日本一の栽培面積を誇っていたとのことです。これも、テーブルに回って来て下さった岡さんからお聞きしました。シャルドネという言葉の響きと「おおさか」とは、ちょっとそぐわないような感じがします?いえいえ、大阪弁でサガンのごとく、フランスの薫りのする恋愛小説を編み出す作家田辺聖子さんがおられることを思えば、なるほどと頷けます。次に登場したのは、サンジョベーゼという品種のイタリアトスカーナ州を産地とする葡萄から生まれた、「キャンティクラシコ」(バローネ・リカーゾリ)。そして、3つ目は、ネッビオーロという品種の葡萄から生まれた「バルバレスコ」というイタリアを代表する赤ワインでした。  私はワインといえば、赤玉ポートワインくらいしか知りませんでしたが、お料理にマッチする美味しいワインというのは色々あり、また、お互いの良さを引きだし合える様々な組み合わせを考えるのも、楽しみのひとつだと知りました。去年のワインの夕べは、リーガロイヤルホテルのフレンチレストラン「シャンボール」でフランス料理とフランスのワイン、今回はイタリア料理とイタリアワインの絶妙な組み合わせを味わうことができました。来年はどのような出会いがあるのだろうと、今から楽しみです。 ソムリエとは、ワインを中心とする酒類、飲料、食全般の専門的知識を有し、それらのサービスに専門的に携わる職業で、厚生労働省の職業分類として認定された独自の職種であること、野菜のソムリエなど最近はソムリエという呼称が使われることが多いけれども、正式な場において使用が許されているのはワインのソムリエだけであること、それも岡さんのお話しでこの日初めて知りました。教わった葡萄の品種やワインの名前はすぐに忘れそうですが、あの日、あのとき、あの人と一緒に飲んだあのワイン、美味しかったぁ!そんな風に自分の中で幸せな思い出が今回またひとつ増えました。素晴らしい親睦企画を準備して下さった諸先生方に感謝申し上げます。 以上

「プロに教わる神戸南京町秘伝の味」の報告書

1 企画の趣旨「プロに教わる神戸南京町秘伝の味」企画、通称「チャイニーズクッキング」企画の担当宇賀神です。2007年12月1日、神戸南京町にて、同企画が実施されましたのでご報告します。当初、この企画は、春秋会員の奥様やご家族が本場中国の味を教わり、その味をご家庭で再現頂くことによって、食卓から家庭の安寧を作り出そうという趣旨で発案されたものでした。ところが、その企画を聞かれた女性親睦会員から、「これは、春秋会員(多くは男性)がとんでもなく美味しい中華料理を覚えて、奥さんや彼女をびっくりさせるという企画でしょうか」というご指摘を受けました。企画担当者には想定外のご指摘でしたが、料理は家内の者がするものという、前近代的な固定観念に縛られていた企画担当者は、冷や汗を流し、改悛の上で女性親睦会員の意見を容れたのでした。かくして当企画は、普段料理をする人ばかりでなく、普段は料理しない人、食べるだけの人も、美味しい料理を覚え、家族を驚かせるという企画で実施されました。  参加者は、料理体験11人(内男性3人)、試食のみ1人、子ども3人の総勢15人でした。試食の1人とは司会役であった私であり、私以外の大人全員が料理に挑戦しました。その意味では、普段料理を作らない人が料理を体験したことになり、企画の趣旨が生かされたと思います。ところが、司会役を拝命していた私は交通渋滞で遅刻し、その任を果たすことができませんでした。ここでも反省しています。司会として役立たずであった私は、皆さんが料理をされている最中、子ども3人のお相手に徹し、ひたすら子どもたちと遊んでおりました。なお、この企画は、会員である麦先生のご親戚が、南京町で料理教室をされていたことから実現できました。先生お一人と助手さんお二人にお教えいただきました。麦先生には、色々お骨折りいただき、この場を借りて御礼申し上げます。また、麦先生は前日夜に上海出張から帰ってこられたばかりというのにご参加いただきました。しかもマイ包丁持参です。重ねて御礼申し上げます。 2 実施内容 料理教室の実施場所は、神戸南京町にある廣記商行というお店です。廣記商行は南京町の中心部にあり、中国をはじめとするアジアの食材を販売する有名なお店ですが、その2階が料理教室になっており、中華料理の奥義を会得するにはうってつけの場所です。会費は食材費3,000円です。そして、今回挑戦した料理は「大根もち」「棒湯葉、厚揚げと三枚バラの煮込み」「アサリのカレー風味」の3品でした。料理とレシピは次のとおりです。 ① 大根もち (「羅葡糕」と書きます。読めません。)書いて字の如く、大根から作ったお餅のようなものです。想像できないでしょうが、あの固い大根がお餅のように柔らかくなります。レシピと作り方は次のとおりです。<材料>大根…1本 再来粉…200g コーンスターチ…100g 腸詰め…1本干しえび…30g 干し椎茸(戻した物)…30g<調味料A>砂糖…小さじ1g 塩…小さじ1 水…200cc<調味料B>塩、胡椒、旨味調味料、酒…各適量<調味料C>干しえび、干し椎茸の戻し汁…250g<作り方>1 大根はスライサーで細切りにして調味料Aを加え、煮て冷ましておく。2 干しえび、椎茸は水で戻し、腸詰めとともに小さく切っておく。3 熱した鍋に油を入れ、材料をすべて炒め合わせて調味料Bを加え、冷ましておく。4 1の鍋に再来粉、コーンスターチを加えよく混ぜ合わせ、調味料Cを加えた中に、2の材料を加えて更に混ぜ合わせ、最後にもう一度味を調える。5 型に油を塗って4を流し入れ、蒸し器で約1時間蒸す。6 あら熱を取ってから炒り胡麻を振り、よく冷ましておく。 以上のとおり、大根もちは蒸して作りますが、実際に食べるのは、1日、冷ました次の日に焼いて食べます。ですから、企画当日に作った大根もちは各自が持ち帰り、この日は前日に先生が作って下さっていた大根もちを試食させていただきました。食べ方は大根もちの固まりを切り餅くらいの大きさに切り、焼いてお醤油をつけて食べます。形といい、色といい、お餅そっくりなのですが、お味は大根です。中国(特に南部)では、お正月の必需品だそうです。大根からお餅を作るというのは、ほとんどの参加者にとって初体験だったと思われます。 ② 棒湯葉、厚揚げと三枚バラの煮込み(「枝竹豆腐炆火腩」です。同じく読めません。)その名のとおり、棒状の湯葉と厚揚げを豚バラ肉と炒めて煮込むという料理です。棒状の湯葉という珍しい食材を使った料理ですが、基本的には家庭的な料理です。<材料>三枚バラ…200g 棒湯葉…1本 厚揚げ…2個 葱(3cm長)…2本にんにくスライス…2かけ しょうがスライス…1枚<調味料>生抽(中国の醤油)…大さじ1 オイスターソース…大さじ1 胡椒…少々うまみ調味料…少々 砂糖…大さじ1 塩…少々 水溶き片くり…適量水…適量 味覇(「ウェイパ」中華スープの素)…小さじ1<作り方>1 棒湯葉は水で戻し3cm長に、厚揚げは1口大に切っておく。2 三枚バラは2cm幅位に切り、沸騰した湯であく抜きをし、ザルにあげておく。3 熱した鍋に油を入れ、にんにくスライス・しょうがスライスを入れて香り出し、三枚バラを炒めた後、お酒を一振りし、棒湯葉、厚揚げと調味料を加え煮込んで、水溶き片くりとごま油を加えてお皿に盛る。最後に細かく切った葱をのせてできあがり。にんにく、生姜で香りをつけ、具材を炒めて、さらに煮込み、そこに水溶き片くりでとろみをつけるという中華料理らしい一品です。棒湯葉さえあれば家庭でもすぐに作れます。イメージは青椒肉絲(チンジャオロウスー)に近い感じです。材料の棒湯葉も調味料の味覇も廣紀商行で販売されています。ちなみに、味覇は廣紀商行のオリジナル商品です。 ③ アサリのカレー風味(「咖里肉醤炒蜆」カレーであることは分かります。)アサリと豚ミンチのカレー風味の炒め物です。アサリと豚ミンチという、意外な取り合わせですが、カレー風味に包まれ、まったく違和感なくできあがりました。<材料>アサリ…300g 豚ミンチ…100g 玉ねぎ…1/2個 赤ピーマン…1個カレーペースト…大さじ1 にんにくみじん切り…1かけ<肉の下味>生抽…小さじ1 片くり…小さじ1 <調味料> 紹興酒…大さじ1 生抽…小さじ1砂糖…小さじ1 ごま油…少々<作り方>1 アサリはボイルし、身を取り出しておく。2 玉ねぎ・赤ピーマンは粒切りにしておく。3 豚ミンチは下味をつけておく。4 熱した鍋に油を入れ、にんにくみじん切りを入れて香りを出し、豚ミンチを炒めて玉ねぎ・赤ピーマン・カレーペーストを加え、炒め合わせ、お酒を一振りし、最後にアサリを加えて炒め、お皿に盛る。手早く簡単に作れます。カレー風味ですから、ご飯がすすみますし、お子さんにも喜ばれます。「棒湯葉、厚揚げと三枚バラの煮込み」と同様、家庭料理として、すぐにでもご家庭で実践できるでしょう。 3 以上の三品を午前10時30分から、約2時間かけて作りました。意外に時間がかかったように見えますが、一品ずつ先生の説明を聞いてから調理に取り掛かりますから、実際の調理時間はそれほど長くありません。調理中は皆さん真剣なのですが、何故か、ワインや紹興酒が振る舞われ、飲みながらの料理となりました。やはり、普段料理をしない人は、その様な楽しみを求めてしまうものなのでしょうか。とにかく、楽しく和気あいあいと進み、あっという間の2時間でした。子ども達も、初対面であったため当初は微妙な距離感があったのですが、2時間後にはすっかり仲良くなりました。最後は「そんなの関係ねえ」だの「オッパッピー」だので大盛り上がりでした(料理とは無関係ですがご容赦下さい。)。 今回挑戦した3品の内、「棒湯葉、厚揚げと三枚バラの煮込み」と「アサリのカレー風味」は手早くできる家庭料理であり、ご家庭ですぐにでも実践できるものでした。一方、「大根もち」はお正月料理ですし、何と言っても作った次の日に食べるのですから、手が込んでいます。今回は趣向の違った料理を体験でき、非常に充実していました。できあがった料理は全員で試食し、紹興酒を飲みながら、今日の成果を確認し合いました。飲んで食べて締めるという親睦企画らしい締めでした。 解散後は廣紀商行さんで中華食材を購入し、中華街を散策して帰りました。解散後も充実した企画でした。 以上

研修委員会 「破産と税務」 研修報告

平成19年10月2日午後6時より大阪弁護士会館にて,研修委員会による「破産と税務」の研修を開催しました。パネラーには,春秋ネットはもとより全倒ネットでもご活躍の倒産実務の権威の木内道祥先生(春秋会会員)と,税理士の高澤信之先生,コーディネーターには桐山昌己先生(春秋会会員)をお迎えしました。残念ながら開催時期の都合で弁護士会研修義務化対象講座とはなりませんでしたが,当初より,200名を超える予約があり,140名近い参加をいただきました。若手からベテランまで,他会派からも多数の参加がありました。平成17年4月に新破産法が施行されてから2年余りが経過し,新破産法下の実務においても,税務は重要な問題点ですので,3時間近い長時間の研修であったにもかかわらず,参加者も熱心に聴講され,関心の高さが伺われました。  前半は,公租公課の財団債権・優先債権としての取扱の基礎と注意点,後半は,破産管財人としての確定申告などの税務についてでした。いずれも税務に関わる基礎的なポイントのみならず,木内先生からは全倒ネットの議論を踏まえた実務の問題点までご解説いただきました。特に,税務については,消費税の取扱は重要ですし,源泉徴収義務など最先端の論点にも触れていただきました。管財人経験のない若手には若干難しい論点もあったかもしれませんが,管財人経験のある参加者からは,ご好評を頂きました。 破産管財実務の中でも,税務はやや細かいところですが,破産管財人として破産財団を拡充しその職責を果たすことができますので,参加者の方々には,税務にも臆せずチャレンジして経験を積んでいただければと思います。

「天王山ハイキング & 大山崎山荘美術館   & サントリー山崎蒸留所見学」 の報告

親睦委員の鍋本です。10月28日(日)のハイキング&美術館&サントリー蒸留所見学の報告をさせていただきます。当日の参加者は、大人11名、子供1人の12名でした。サントリー蒸留所には35名で予約していたので、3倍飲めるな、と内心ほくそ笑んでおりました。  まずは、ハイキング。JR山崎駅から天王山の山頂へ登るコースです。天王山は、ご存じのとおり、山崎の合戦の戦場になった場所です。登山口にある「宝積寺」の境内には、羽柴秀吉が腰掛けて合戦の作戦を練ったと伝えられる「秀吉出世石」、道中には、「中国大返し」「天王山の戦い」「明智光秀の最期」などの絵画入りの碑、山頂には、秀吉が陣中に掘った井戸跡など、遠い戦国の世を偲ぶ旧跡が其処此処に残されておりました。  そんな中を1時間程度歩き、天王山の山頂に到着。皆さん、さぞかし戦国の世に思いを馳せていることであろう、と思いきや、田村先生から出た言葉は、「おなかが空きました・・お弁当はここで食べませんか。」。そこで、早速、秀吉の井戸跡の横で、お弁当となりました。ワイドショーネタ、大リーグ、尾崎先生のダイエット、田村先生のビリキャン(※「ビリーズブートキャンプ」の略です。ビクトリー!)の話など、戦国武将が聞けばあきれるような話で盛り上がりました。下山して、麓にある大山崎山荘美術館に着きました。ここは、芸術音痴の私でも分かる隠れた名所というべきところでした。よく手入れされ、いくつかの池・川・滝で構成された庭園、古い洋館をそのまま美術館にした旧館、安藤忠雄によるコンクリートの現代的な新館、モネやルノワールの絵画などの作品、どれをとってもすばらしいものでした。  そしていよいよ、私が最も楽しみにしていたサントリー山崎蒸留所の見学。というよりウイスキーの試飲。天王山の竹林から流れ出す名水を用い、オーク樽で年月を重ねたモルトウイスキー。これを名水で割った水割りは最高でした。「サントリーか、ニッカか」という世の大論争に、私の中で決着がついた瞬間でした。また、1杯目の「山崎」と、信州の白州工場で作られた2杯目の「白州」とは、全然違う味で、水や樽あるいは気候の違いにより変化するウイスキーがますます好きになりました。ただ、3杯目は酔いが回り、正直、どちらか分かりませんでした。 晴天に恵まれ、とても気持ちのいい1日でした。また、道中やお弁当の際の皆さんとの世間話がとても楽しく、良い思い出になりました。野仲先生、岩谷先生、尾崎先生、飛岡先生、田村先生、お疲れ様でした。岩谷事務所の事務局の野瀬さん、岩谷先生行きつけのレストラン「ダイン」のマスター西口さん、田村先生のお友達の澤田さん、妹の田村はるかさん、忙しい中ご参加くださり、ありがとうございました。これに懲りず、今後の親睦企画にも是非ご参加ください。 最後に、一つ残念な点を挙げれば、木々の紅葉までには、1か月程早かったことです。紅葉につつまれた天王山や庭園は、数倍美しいのではないかと思います。近畿地方は、これから紅葉の季節に入ります。皆さんも山崎に出かけられてはいかがでしょうか。

研修委員会 労働審判研修のご報告

平成19年8月27日18時より,研修委員会による労働審判制度についての研修が行われました。講師は、「労働審判-紛争類型モデル」(大阪弁護士協同組合)の編集委員である鎌田幸夫先生、同第2編執筆者である勝井良光先生です。参加者は、当初は120名を超える予約がありましたが、立ち見も出るかもしれないというアナウンスの効果か、67名の参加にとどまりましたが、大阪労働局の方も来られており、盛況でした。この企画は、平成16年4月から施行された労働審判手続について、その成立の背景や概要、特徴、運用状況ばかりでなく、労働審判を行う上での労使双方から見たノウハウを丁寧に説明して頂きました。特に、個別労働事件について、どのような類型が労働審判になじむかや、短期決戦の労働審判制を申し立てるにあたって事前準備が重要なこと、さらには第1回期日が勝負であり、しかも口頭主義での真剣勝負であること、調停が成立する確率が高いこと等々、労働審判事件を行う上での貴重なノウハウを教えて頂きました。また、頂いたレジメは相当詳しいもので、受付で販売した労働審判-紛争類型モデルとともに、労働審判事件を行う上で必読ものだと思います。 新しい労働審判制度について理解を深めることができました。私も、一度は労働審判にチャレンジしなければと思いました。

政策委員会ー春秋会第2回政策シンポ (法曹人口) 報告

 2007年10月11日、第2回政策ミニシンポを行なった。 今回のテーマは「法曹人口3000名増員の是非」。パネリストは松森彬氏(基調)、森下弘氏(法曹養成・弁護士過疎)、増田尚氏(司法改革は失敗)の各会員と朝日新聞司法記者の田井良洋氏(弱者救済の必要性)の4名であった。宣伝が少なかったためか参加人数約30名と少なめであったが、多角的視点からの発言があって内容は極めて濃く、大変好評であった。その内容は概ね以下のとおりである。 現在の法曹人口が少な過ぎることについては異論が無いようであった。ただ、年間増員数3000名という数字については、その根拠が司法研修所の容量くらいしか無く極めて薄弱であることが分かった。そして、急激な増員がもたらす弊害が大きいことも共通認識になったように思われる。他方で、いったん3000名で決めた以上、その減員主張に世論の理解を得るためには津々浦々へ法的サービスを行き渡らせる必要があり、法律事務を独占している弁護士会にその責任があるが、その責任をまだ果たしていないので減員主張はするべきでないという意見もある。その際、弁護士の就職問題を強調することは市民から反感を持たれるだけであるという意見も付された。  これに対しては、増員(特に3000名もの大幅増員)と過疎地対策に直接の関係は無く、現状でも使命感をもって過疎地へ行く弁護士が存在するのであるから、弁護士が増えれば都市部から溢れて過疎地にこぼれていくという議論は余りに乱暴であるという反論があった。さらに、日弁連が3000名増員に賛成する決議を行なったと言われるが、その決議の手続には瑕疵があったという意見も出された。新聞記者からは、地域社会の中で弁護士の存在が見えておらず、救われるべき弱者が放置されているという現状認識の下、事件の掘り起こしや、より熱心な弁護活動が必要であるとの意見が出された。  法曹養成については、ロースクールができたからといって弁護士の質が上がるわけではない、そもそも大学教員に法律実務を教授する能力がない等の根本的な批判があった。弁護士の収入に関しては、生活を豊かにした上で余力を人権活動に回すという発想自体に疑問が呈される一方で、経済的に独立しなければ法曹として他勢力から独立した仕事ができない、という反論もあった。  結局のところ、増員人数については、その必要性を科学的に検証し、3000名が多過ぎるとの結論になれば、これまでの経緯を踏まえ、市民の納得という観点も考慮に入れた上で、増員数減少のための具体的政策を弁護士会が提起し、大々的に宣伝しなければならないとの結論になったように思われる。 いずれにしろ、この問題は、近い将来に裁判員制度が実施されることで、弁護士会側の体制を築かなければならない一方で、直接的な市民参加が始まって弁護士及び弁護士会に対する注目を浴びるのであるから、緊急に議論を進める必要がある。